カルデアの12年周期

［底本］
TLG 4350 150
De sortibus (e cod. Paris. gr. 2381, fol. 71v)
Alt. Title: Peri; klhvrwn, tiv eijsi kai; povqen ejkbavllontai
Astrol.

Date of manuscript = A.D. 16
P. Boudreaux, Codices Parisini [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 8.3. Brussels: Lamertin, 1912]: 190-191.

箭について、何が、また、どこから放たれるか？

　知らなくてはならない、バビュロニア人たちとペルシア人たちは94の箭を用いるが、94の箭の中に3種類あるということを。第1の種類は、7つの星から採られ、第2のは12のトポスから、第3のは12トポスから採られないもので、それは10種である。さて、ホーロスコポス〔上昇点〕は栄光、財産、目的、推測という4つの箭を有する。第2のは、富、欲望、言葉という3つ。第3のは、兄弟の箭、兄弟の数、兄弟の死の箭という3つ。第４のトポスは8つ、両親の箭、その死、祖父母の、手下にある者らの、不動の確信の、家屋について、耕地に関して、行事の結果の〔トポス〕である。第5のトポスは5つ、子どもらの箭、子どもらが生まれるであろう好機とその〔子どもらの〕数の、男児と女児の、その両方の男児か女児かについて。第６トポスは４つ、病気、怪我、病状の。これを発見したのはヘルメースである。第２の〔箭〕はある人たちの支配的栄光における病の。第３は奴隷たちの、第４は捕囚たちの。第７トポスは16の箭を有す。ウゥアレースによれば男たちの婚姻の箭、女たちに対する男たちの罠の、性交に関する、姦淫に関する、ヘルメースによれば女たちの婚姻に関する、ウゥアレースによれば婚姻に関する、ウゥアレースによれば男たちに関する女の欺瞞に関する、あらゆる婚姻に関する、養子に関する、敵対者たちに関する〔箭である〕。第８トポスは５つの箭を有する。死の箭、致命的な星（この時に人は死ぬであろう）の、重い星の、環境と必然の〔箭である〕。第９トポスは７箭を有する。陸路による出郷の箭、海路によるの、信心に関する、(191) 邪悪に関する、知に関する、評判と報告に関して真実か否かの〔箭である〕。第10トポスは12の箭を有する。生まれる者らの生まれの善さに関する、王ないし権力に関する、家政に関する、交替と動きに関する、突然権力に引き上げられることに関する、幸運と人々の評判に関する、？？？に関する、行為に関する、実践的術知と行事に関する、売買に関する、必須の行事に関する、母親に関する〔箭である〕。第11トポスは11の箭を有する。生まれの善さに関する、友愛に関する、人間どもの名誉に関する、手による醜行に関する、欲望と人生の争いに関する、希望に関する、友に関する、必然の行為に関する、家中の善事の豊かさに関する、魂の自由さに関する、人間どもから受ける称賛に関する〔箭である〕。第12トポスは3つの箭を有する。支配者たちにおける敵の箭、ヘルメースによれば敵に関する、患難に関する〔箭である〕。さて、第3〔類〕の箭は10種である。放免の箭、身体に関する患難の箭、？？？の箭、敢行と勇気の箭、欺瞞と罠の箭、欲望の、怠惰の、ペルシアにおける必要事の、返報の、正義と真実の〔箭である〕。

2018.10.16.　訳了

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