title.gifBarbaroi!
back.gifカレンダエ占い

ギリシア占星術文書目録4350_152

雷鳴占い





[底本]
TLG 4350 152
Tonitruale (e cod. Paris. suppl. gr. 1191, fol. 42v)
Alt. Title: Brontskovpion tw:n dwvdeka zw/divwn kaq v eJkavsthn vu;kta to;n th:V SelhvnhV drovmon) Astrol.

Date of manuscript = A.D. 16
P. Boudreaux, Codices Parisini [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 8.3. Brussels: Lamertin, 1912]: 193-197.



8.
(193)

月の軌道<上の>毎夜毎における獣帯12宮の雷鳴占い

 マルティオス月第1日・第2日は白羊宮、第3日・第4日は金牛宮、第5日・第6日・第7日は双児宮、第8日・第9日・第10日は巨蟹宮、第11日・第12日は獅子宮、第13日・第14日・第15日は処女宮、第16日・第17日は天秤宮、第18日・第19日・第20日は天蝎宮、第21日・第22日は人馬宮、第23日・第24日・第25日は磨羯宮、第26日・第27日は宝瓶宮、第28日・第29日・第30日は双魚宮。

(194)  アプリッリオス月第1日・第2日は金牛宮、第3日・第4日は双児宮、第5日・第6日・第7日は巨蟹宮、第8日・第9日・第10日は獅子宮、第11日・第12日は処女宮、第13日・第14日・第15日は天秤宮、第16日・第17日は天蝎宮、第18日・第19日・第20日は人馬宮、第21日・第22日は磨羯宮、第23日・第24日・第25日は宝瓶宮、第26日・第27日は双魚宮、第28日・第29日・第30日は白羊宮。

 マイオス月第1日・第2日は双児宮、第3日・第4日・第5日は巨蟹宮、第6日・第7日は獅子宮、第8日・第9日・第10日・第11日は天秤宮、第12日・第13日・第14日・第15日は天蝎宮、第16日・第17日は人馬宮、第18日・第19・第20日は天蝎宮、第21日・第22日は宝瓶宮、第23日・第24日・第25日は双魚宮、第26日・第27日は白羊宮、第28日・第29日・第30日は双児宮。

 イウゥニオス月第1日・第2日は巨蟹宮、第3日・第4日は獅子宮、第5日・第6日・第7日は処女宮、第8日・第9日・第10日は天秤宮、第11日・第12日は天蝎宮、第13日・第14日・第15日は人馬宮、第16日・第17日は磨羯宮、第18日・第19日・第20日は宝瓶宮、第21日・第22日は双魚宮、第23日・第24日・第25日は白羊宮、第26日・第27日は金牛宮、第28日・第29日・第30日は双児宮。

 アウグゥストス月第1日・第2日は処女宮、第3日・第4日・第5日は天秤宮、第6日・第7日・第8日は天蝎宮、第8日・第9日・第10日は人馬宮、第11日・第12日は磨羯宮、第13日・第14日・第15日は宝瓶宮、第16日・第17日は双魚宮、第18日・第19日・第20日は白羊宮、第21日・第22日は人馬宮、第23日・第24日・第25日は双魚宮、第26日・第27日は巨蟹宮、第28日・第29日・第30日・第31日は獅子宮。

 セプテムブリオス月第1日・第2日は天秤宮、第3日・第4日は天蝎宮、第5日・第6日・第7日は人馬宮、第8日・第9日・第10日は磨羯宮、第11日・第12日は宝瓶宮、第13日・第14日・第15日は双魚宮、第16日・第17日は白羊宮、第18日・第19日・第20日は金牛宮、第21日・第22日は双児宮、第23日・第24日・第25日は巨蟹宮、第26日・第27日は獅子宮、第28日・第29日・第30日は処女宮。

 オクトーブリオス月第1日・第2日は天蝎宮、第3日・第4日・第5日は人馬宮、第6日・第7日は磨羯宮、第8日・第9日・第10日は宝瓶宮、第11日・第12日は双魚宮、第13日・第14日・第15日は白羊宮、第16日・第17日は金牛宮、第18日・第19日・第20日は双児宮、第21日・第22日は巨蟹宮、第23日・第24日・第25日は獅子宮、第26日・第27日は処女宮、第28日・第29日・第30日・第31日は天秤宮。

 デケムブリオス月第1日・第2日は磨羯宮、第3日・第4日・第5日は宝瓶宮、第6日・第7日は双魚宮、第8日・第9日・第10日は白羊宮、第11日・第12日は金牛宮、第13日・第14日・第15日は双児宮、第16日・第17日は巨蟹宮、第18日・第19日・第20日は獅子宮、第21日・第22日は処女宮、第23日・第24日・第25日は天秤宮、第26日・第27日は天蝎宮、第28日・第29日・第30日・第31日は人馬宮。

 イアヌゥアリオス月第1日・第2日は宝瓶宮、第3日・第4日・第5日は双魚宮、第6日・第7日は天蝎宮、第8日・第9日・第10日は金牛宮、第11日・第12日は双児宮、第13日・第14日・第15日は巨蟹宮、第16日・第17日は獅子宮、第18日・第19日・第20日は処女宮、第21日・第22日は天秤宮、第23日・第24日・第25日は天蝎宮、第26日・第27日は人馬宮、第28日・第29日・第30日・第31日は磨羯宮。

(195) ペブルゥアリオス月第1日・第2日は双魚宮、第3日・第4日・第5日は白羊宮、第6日・第7日は金牛宮、第8日・第9日・第10日は双児宮、第11日・第12日は巨蟹宮、第13日・第14日・第15日は獅子宮、第16日・第17日は処女宮、第18日・第19日・第20日は天秤宮、第21日・第22日は天蝎宮、第23日・第24日は人馬宮、第25日・第26日・第27日は磨羯宮、第28日・第29日は宝瓶宮。

 ♈。白羊宮における昼間の雷鳴占いについて。もし白羊宮〔の期間〕に雷鳴が鳴れば、大きな[むなしい]革新があるだろう。各人は固有の〔地所〕や固有の地方に帰ることを、しかし将来の果物のよりすぐれた証拠を明らかにする。またバビュローニア人たちがかいているところでは、異邦人たちが諸々の都市に襲来し、住民すべてを追放し、その後自領に帰還するだろう、と。またエウドクソスが書いているところでは、東方に飢えが、飼われている〔家畜〕に死が発生し、大麦と豆類には???。だがもし地震が起これば、??絶滅を象徴する。

 ♉。もし金牛宮〔の期間〕に雷鳴が鳴れば、アイギュプトス人たちが書いているとおり、

 ♊。もし双児宮〔の期間〕に雷鳴が鳴れば、アイギュプトス人たちが書いているとおり、都市に騒乱と病気が結果するだろう。だが美しい果実を象徴する。だがカルダイオイ人たちが書いているところでは、異邦人たちのもとに騒ぎがある。だがエウドクソスは、嵐が**近づく豊栄を……。またローマについて象徴するところが充分ある。だがもし地震が起これば、おびただしい地をして動揺させられるとせよ。

 ♋。もし巨蟹宮〔の期間〕に雷鳴が鳴れば、アイギュプトス人たちが書いているとおり、諸々の美しい果実を明らかにする。飼われているものらについては諸々の死が。またバビュローニア人たちが書いているところでは、諸々の労苦によって諸々の美しい果実が生じるが、人間どもに関しては諸々の病のみならず、数多くの盗賊が生じるだろう。マルティオス月とアプリッリオス月の頃にはその場所に多雨と、(196) [有名な]人間どもの死が〔あるだろう〕。<エウドクソスは>諸々の美しい果実を書いている。だが東方部分には、大騒動も起こるだろう。だが<も>し地震まで起これば、著名な者たちの諍いが生じるだろう。

 ♌。もし獅子宮〔の期間〕に雷鳴が鳴れば、アイギュプトス人たちが書いているとおり、平等を証明するだろう。また人間どもに諸々の病が、また数多くの場所に多数の盗賊も生じるだろう。他方、バビュローニア人たちが書いているところでは、諸々のうつくしい果実とあらゆる明るい事柄が起こるだろう、と。しかしエウドクソスが書いているところでは、諸々の雲によって衰退があるだろう、と。

 ♍。もし処女宮〔の期間〕に雷鳴が鳴れば、アイギュプトス人たちが書いているとおり、諸々の異邦人たちのあらゆる罠があるだろう。飢饉がアイギュプトスの部分に生じるだろう。が、諸々の果実は美しい。だがバビュローニア人たちが書いているところでは、王の友たちが覇権を握るだろうが、海には諸々の危険が起こるだろうが、諸々の風には魂が生じるだろう。だが<も>し地震まで起これば、多数の病の災難が起こることを象徴する、と。

 ♎。もし天秤宮〔の期間〕に雷鳴が鳴れば、アイギュプトス人たちが書いているとおり、諸々の危険が生じることと、兄弟が兄弟を殺害することとを象徴する。諸々の水源も枯渇。バビュローニア人たちが書いているところでは、雷鳴の鳴ったその都市に大戦争が起こるだろう、と。エウドクソスが書いているところでは、大いなる飢えがあるだろう。また人間どもも異邦人たちの攻撃によって滅び、若者たちも異邦人たちの懲罰をくらい、ひとの住まいする〔世界〕に革新が据えられる、と。だが<も>し地震まで起これば、死の脅威。

 ♏。もし天蝎宮〔の期間〕に雷鳴が鳴れば、飢えと、眼のあたりの病が起こるだろうとアイギュプトス人たちが書いている。上述のように書いているのはカルダイオイ人たちである。**大嵐があるが、場所と、それが起こる場所にも諸々の美しい果実???。子どもたちも自分の隣人たちと姦通し、自分たちの仲間たちにへりくだるだろう???。しかし、王支配される (197) 〔都市〕には,殺戮なき戦争が起こるだろう、と。だが<も>し地震まで起これば、多くの歓びと多くの善き事どもが。

 ♐。もし人馬宮〔の期間〕に雷鳴が鳴れば、アイギュプトス人たちが書いているとおり、雷鳴が起こったその都市に諸々の没落と諸々の騒動を象徴する。諸々の美しい果実を言う。しかしバビュローニア人たちが書いているところでは、その王国の元老院の何人かが亡くなるだろう、と。だが海賊たちがそれほど害することはないが、その後には剣で亡き者にされ、全世界に豊栄があるだろう。だが<も>し地震まで起これば、羊群の絶滅と破滅を<象徴する>。

 ♑。もし磨羯宮〔の期間〕に雷鳴が鳴れば、アイギュプトス人たちが書いているとおり、倒壊と悪しき交際を導く。王権は意図せずともそれ?を滅ぼすだろう。多数が東方からやって来る、と。その場所を占領する者が王支配するだろう。

2019.02.26. 訳了



forward.GIF第9天