について
ギリシア占星術文書目録4350_194
恒星のうち、破滅をもたらし人生の臨界点をなすものは何々かを知ることについて
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[底本]
TLG 4350 194
Peri; tou: gnw:nai tou;V ajstevraV tou;V ajplanei:V poi:oi ejx aujtw:n eijsi fqoropoioi; kai; poiou:nteV klhmakth:raV
(e codd. Vat. gr. 1056, fol. 210v)
Astrol.
Date of manuscript = A.D. 14
J. Heeg, Codices Romani [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 5.3. Brussels: Lamertin, 1910]: 129-130.
5.
(129)
恒星のうち、破滅をもたらし人生の臨界点をなすものは何々かを知ることについて
〔それは〕以下のものらである。獅子座の心臓〔レグルス〕、蠍座の心臓(これはアンタレースと名づけられている)、牡牛座の心臓(これはヒュアデスの洋灯と (130) 名づけられている)、射手座の心臓(これはその肩との集まりと名づけられている)、また獅子座のたてがみと白鳥座の尾羽の上の星、その右膝の〔星〕(これは宝瓶宮に含まれる)12度10分、蟹座の胸の上の〔星〕と飼い葉桶(これは蟹座の10度20分にある)、蟹座に続く星は(これはほとんど見えない)、射手座の1度10分にある。
これらの星々は最も凶にして有害であって、これらの星によって解放された〔星〕の順行(perivpatoV)ないし月が邪魔すると、大いなる臨界点をなす。
2018.04.07. 訳了
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