行為・生活態度・諸々の術知について
[底本] 2. (191) 第119章。諸々の星の光に応じた加護について太陽の加護のもとに土星に生まれついた者は、寛大にして誇り高く、父祖からの幸福をもち、とくに固有のトポスの選択毎に物持ちであることを証示する。また、太陽の加護のもとに (192) 木星に生まれついた者は、義しさ、上品、自慢屋、有名人、指導者、達成者を明らかにする、特に昼間に。また、それ〔太陽〕の加護のもとに火星に生まれついた者は、男らしく、大胆、熱く、無頓着、暴力的、恐怖心を起こさせ、勝手気まま、手がける事柄に積極的に行い、仕遂げる事柄に失敗、特に昼間に。また、太陽の加護のもとに金星に生まれついた者は、快、名声、婀娜っぽく、抜け目なく、窮することなく、良い結婚をする者、とくに夜間。また、〔太陽の〕加護のもとに水星に生まれついた者は、全権者、オリュムピック競技者と対等、教養深く、白深く、機転の利く者、とくに日の出の夜明けまでは。しかしながら、加護する星々が基本方位になく、そういうふうに王国とか大きな価値とかに導かない場合、基本方位にある光とか、あるいは基本方位に続く位置を占める光とかに答えるだけであっても、光が答えることはなく、後に続くこともなく、また加護する〔女性形・複数〕は美しく、???王制にも僭主制にも先導することはないが、ただ価値をつくり、王たちの友たちを予告する。そこで、合が起こるときに月を見なければならない、合が星たちの最初のいかなる仕方で合を形成するか、そのトポスの位置、現れ、風に従って、運の事柄を表明するためである。また満月の際に月を観察せよ、満月のときにいずれの星によって最初に満月を形成するか、またそういうふうに表明するかを、ドローテウスも教えているように、曰く、生まれる日のあと、星々のどれが最初に、段階的に生まれる月とホーロスコポスに近づき、星々の自然に対して運の内容を表明するかを探求せよ、と。 2019.04.02. 訳了 |