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back.gifパルコスの書『アポテレスマティカ』から

ギリシア占星術文書目録4351_002

パルコスの主要抜粋





[底本]
TLG 4351 002
Palchi capitula selecta (fort. compilatore Eleutherio) (excerpta e cod. Laur. plut. 28, 33, fol. 210v + cod. Angel. 29, fol. 210v)
Astrol.

F. Cumont and A. Olivieri, Codices Florentini [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 1. Brussels: Lamertin, 1898]: 94-97, 102-108, 113-117.
Cross Reference



1.
(94)

第17章.エラシストラトスに依る、物の紛失について:盗人と紛失物、また〔それが〕どこにあるか、を見つけること。

 諸基本方位を基に次のように考察せよ:ホーロスコポスは紛失物、中天は紛失させた者、下降点は盗人、天底は、紛失物があるところである:同様に月も、紛失物がどこにあるかを明らかにする。月がホーロスコポスであると、紛失物は真ん中や 明らかなトポスにあることを明らかにする:だがもし〔月が〕中天に〔ある〕なら、〔紛失物は〕中程度のトポスにある:だがもし〔月が〕天底にあれば、〔紛失物は〕空のトポスか井戸にある:つきが下降点に〔あれ〕ば、〔紛失物は〕独自のトポスや遠く離れたトポスにある。土星がホーロスコポスだと、紛失物は古いか不完全か汚いものである。また星の自然をも探求せよ:火星がホーロスコポスであるか、月とともに基本方位上にあれば、何らかの暴力によって盗品となり、 (95) (96) (97)

(106)

第87章.必然的カタルケーを得損なって迷動したが、その後、その原因を発見し、その活動にわたしは驚いた:もたらされた書簡ついて。

 ディオクレーティアノス〔帝〕の204年、トート月第17〔正しくは7〕日、土曜日、〔昼の〕第1刻限、受取人の思いにことごとく反する苦痛な内容の書簡がある人にもたらされた。そこで見出されたカタルケーは以下のとおりである:太陽は処女宮10度に、月は天秤宮4度に、土星は人馬宮5度56分に、木星は天秤宮7度55分に、火星は磨羯宮8度に、金星は獅子宮8度に、水星は処女宮25度に、ホーロスコポスは天秤宮0度41分に、天の中央は巨蟹宮0度41分に、幸福籤は天秤宮25度に、昇交点は (107) 2度24分に。そしてわれわれが見出しのは、木星が度数的にホーロスコポスにあり、〔獅子宮にある〕金星が女主人として — つまりホーロスコポスの{また月の、また木星の、また幸福籤の — 要するにアガト・ダイモーンにあるものらの}吉星であるのを、明け方に上昇し、第3〔日〕目に月〔の位置〕を超え、その〔金星ないし月の〕1/12が天蝎宮にあり、またこの刻限の通過星である木星が付加的に吉凶を決めているのを見出した。これらの星位に解釈を誤って、実際は正反対の内容だった手紙を、美しい文面だとわたしは云ってしまった。すなわち、後でカタルケーを厳密に考察して、わたしが見出したのは、〔獅子宮にある〕金星は、カタルケーの家の君臨星ではあるが、〔天秤宮の〕ホーロスコポスに対していかなる道理ももっていない。月も木星も幸運籤もそうであるのは、ドーロテオスの謂うとおり、これらは〔磨羯宮にある〕火星によって介入されているからである。そこでわたしは、〔磨羯宮にある〕火星と〔人馬宮にある〕土星が、アンティゴノスの教えるとおり、〔処女宮にある〕水星とつきと木星に包囲されているのを見出した。かてて加えて、〔巨蟹宮にある〕正中は〔磨羯宮にある〕火星に対座していた。それゆえあらゆるカタルケー上に、太陽と星々の干渉も、ホーロスコポスと月と、カタルケーの家の君臨権に道理を有する星との包囲をも探究するのが必然である。なぜなら、ホーロスコポスと〔天秤宮にある〕月が〔人馬宮にある〕土星と〔磨羯宮にある〕火星とに囲まれているのみならず、金星が火星のカタルケーにおいてより多くの道理を有している。例えば、〔磨羯宮にある火星が〕〔正中にある〕天秤宮〔巨蟹宮の間違い〕と対座し、〔人馬宮にある〕土星が処女宮〔にある太陽と水星〕と四分の一対座した場合には、ほとんどすべての星々が2つの凶星に取り囲まれているのが見出される。この星位はアンティゴノスの第3巻の第6天宮図に言及されている。だがもし汝が形相的〔〕をも探究するなら、水星が〔人馬宮にある〕土星に害され、第12トポスにあるのを視よ。

(113)

第135章.諸々の恒星のエポケーの諸々の効験。

 そこでもし、出生時に、月が明るく顕著な星々の1つと同じ光で昇る、つまり、それらの等しい度にあるなら、とくに、月そのものの度数の同類である明るい星と同じ風で月が走行する場合は、出生を大きく、明るく、このうえなく輝かしく、裕福なものとなす。同様に、明るい星々の或るものが、(114)

(115)

(116)

(117) 以上のことを、われわれが充分な時間眠らずに苦労して見出したのは、

 そこで、諸々の恒〔星〕や明るい星々の固有の力能や活動について書き上げて、その力能に基づいてそれらについて自然究理して、より劣ったものらの力能をも、それらの働きをも、われわれは道理にかなって従わせたのである。

2019.09.19. 訳了


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