パルコスの主要抜粋
[底本] 5,1. (172) 第1章.12宮と4つの時機について求められている〔年〕とともに、アダム以降の年数を定め、これを12で割り、余りを、登録される宮ごとに白羊宮から採って、その時間になると言え。そうしてもしその宮が春の転換宮に属するなら、その時間は熱にして湿、夏の〔転換宮〕に属するなら、熱にして乾、もし秋の〔転換宮〕に属するなら、寒にして乾、もし冬の〔転換宮〕に属するなら、寒にして湿である。 (173) 第1年、白羊宮の〔年〕。この年は全体としては雨がちであるが、冬は非常に寒く、雪がち、 第2年、金牛宮の〔年〕。 第3年、双子宮の〔年〕。 第4年、巨蟹宮の〔年〕。 第5年、獅子宮の〔年〕。 第6年、処女宮の〔年〕。 第7年、天秤宮の〔年〕。 第8年、天蝎宮の〔年〕。 第9年、人馬宮の〔年〕。 (178) 第10年、磨羯宮の〔年〕。 第11年、宝瓶宮の〔年〕。この年には上昇する太陽から風が吹く:だが嵐も多くなる。だがあらゆる穀物の実りは豊穣で、とくに樹木のはそうである:また早生の果実も晩期の果実も美しい:だが晩秋には、 第12年、双魚宮の〔年〕。この年<に>冬は早く、「後の雨」は降らず、多雨、豪雨多く、季節外れの雹があり、播種は劣悪だろう:例えば、大地からの果実は美しく発芽するだろうが、降雨によって腐敗するだろう:それゆえ果実なく、とりわけ穀物の実りはそうである:だがディオニューソスの実りは程々であろう:というのは、春季には明るい西風が吹くだろうから。だが夏は酷暑となる:晩秋は病的である。(179) この年に不安定がある:風も苦労多く吹き来たり、その結果、樹木の実りを散らす:この年は草本に不適であるが<……>堅果は稔り多い。 第6章から.諸々のカタルケーについてホーロスコポスが内在する〔宮の〕第1デカンの顔をも探求せよ: 第40章.同じ人の、あらゆる交際について。
第54章.色や匂いを獲得している各々の星について。何故それらの各々は固有性を有し、交替させるのか。7つの† 色彩と出生において、白と黒、紅と黄、同様にまた緑にも、さらには顔色の良さと青さ、(181) 同様にまた7つの出生における生育、甘さと苦さ、辛さと酢さ、膏や刺激性を有するものには、諸形相が判定される。そこで、しかじかのことについて汝に質問しようととする形相が何かを汝が知りたい場合、あるいは出生や嗅覚や名前を学知することを望む場合は、ホーロスコポスにある獣帯星座の顔について、いかなる星の顔であるかを考察せよ:そうして、この顔から、その主星が属するトポスまでを計測せよ:そうしてこれを8ずつで数え始めよ:同じ数からどれだけ残るかを見よ。そこでもし1が残れば、金星に属する。そして1というものは純打ち延べ金属製、強力さ、味覚的に甘い:で、これの色は紅、自然的には寒、軽だが、球体ではなくて方形、甘さを有し、自然本性的に混合したものである: 第61章.ラオディケイアのイウゥリアノスの、戦争について。
第62章.戦争について、他の考察。
第63章.戦争の終結について。
第74章.ヘルメース〔・トリスメギストス?〕の、危機について。病者と、〔病者が〕病臥した日の名前、7つの光るものらと、月の日を合計せよ、そしてすべてを混ぜて3で割れ、そうしてもし1が余れば、すぐに健康になる:だがもし〔余りが〕2なら、(187)、〔恢復は〕ゆっくりである。だがもし〔余りが〕3なら、亡くなる。例えば、ノンノス〔という名の人物〕なら。合計は〔50+70+50+50+70+200=〕490になる、起こるのは月の第3日だが、1週間では火星の日、合計1106を有す、合計1294を有する7つの光をも加えると2893、これを3で割ると余りは1、このひとはすぐに健康になる。 第77章.出郷者の帰還について。獣帯星座のうち転換宮は変化を必要とする者たちに合致するが、
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(193) 2019.09.19. 訳了 |