カルデアの12年周期
[底本] 5,3. (125) <パルコスの>いわゆる効験に関して驚倒させられる事柄の驚異譚から。諸々のカタルケーについて、諸々のカタルケーのロゴスをドーロテオスやマクシモスや自余の昔の人たちにわたしが従わせる必要はない。むしろ、 (126)諸々のカタルケーについて各カタルケーのために、進行する〔星〕、通過する〔星〕を取り、奪い去るか付け加えるか、次いでホーロスコポスの〔星〕を、いかなる獣帯星座にあるか、固定宮にか二重身宮にか転換宮にか、また獣帯星座を、真っ直ぐなものらに属するか、斜めのものらに属するかを、また、湿っぽいものらに属するか陸的なものらに属するか、また四足動物に属するか巣穴に棲むものらに属するかを探求せよ。さらにまたホーロスコポスの主星をも、いかなる自然本性を有するか、夜明けの〔星〕か夕〔星〕か、 (127) 欄外にテオーンは言う、月が双魚宮の第7度、明らかに金星の高揚にあるときにひとが海路で出征するかぎり〔の日々〕は、繁栄するよう贖罪の儀式が執り行われるべきだ、と。もしまた巨蟹宮の第3度、月の失墜にある場合は、殺されるか、彼の生を滅ぼすだろう。またもし月が火星とともにあるときに戦争に動く場合は、殺されるか、彼の手が切断されるかであろう、と。 出郷については、アポマサルがこう言う、もし船で出郷することを望むなら、ホーロスコポスと月を水性宮にあらしめよ:だがもし陸路に依ってなら、土性の宮に。 出郷について知者ラプテースは言う、出郷の機会に月が受苦するかホーロスコポスが悪行されることは多大な悪である、その所以は、月は出郷に2つのロゴスを有し、ひとつは出郷の自然本性にとって徴候的なこと、他は、カタルケーの徴候だということである:だがホーロスコポスにある〔星〕は、明らかにカタルケーにあらんとする役割の徴候である、と。 2020.05.19. 訳了 |