アポマサル/神秘について
ギリシア占星術文書目録4361_004
神秘について(第2巻)
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[底本]
TLG 4361.004
De mysteriis (lib. 2) (excerpta e cod. Angel. 29, fol. 52)
Astrol.
Date of manuscript = A.D. 14
F. Cumont, Codices Florentini [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 1. Brussels: Lamertin, 1898]: 83-84.
Cross Reference
1.
(83)
かつてパラティオン宮に収蔵されて〔閲覧が〕許されなかった学術書について
同じ人(つまりアポマサル)が云った パラティオン宮に所蔵されて、読むことがひとに許されず秘蔵された著書は以下のものらである。
アレクサンドリアのステパノスの『アポテレスマティカ』という書。
アリストテレースの〔書〕。
トーマの子テオピロスの書。
(84) 解説者パルコスの書も。
カマソスの書も。
カレクの書も。
ソロモーンの子イサアクの書も。
カレクの子イオーアンネースの書も。
商売に従事した人の書。
ムゥスゥルの子イオーアンネースの、逆行と失墜に関する書。
幸福なアラビア出身の人の書。
或る無名のバビュローン人による誕生宮にある星辰の益を内容とする書。
各区界のパラナッテロンタと、真の経験によって見出された事柄を内容とするアリスタセストロスの書も。
ヘルメースの秘儀の書も。
カラニオートスの書、ないしヘブライ語で見出される書も。
バビュローン人パレクの書も。
天文学の秘儀に関する書も。
各区界のパラナッテロンタに関するウゥアレースの書。
マサッラの厳密な発案に関する書。
以上が秘蔵された諸書である。自余の諸著作は普通である。
2018.01.18. 訳了
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