ソロモーンの生涯
[底本]
TLG 2679 008
Conspectus titulorum
Hagiogr.
C.C. McCown, The testament of Solomon, Leipzig: Hinrichs, 1922: 98-99.
(98)
書物の概略
Tituli Codicum Manu Scriptorum Recensionum A, B, et C
Titulus Codicum MSS PQ
ダウエイドの子ソロモーンの遺訓、この者〔ソロモーン〕はヒエルゥサレームに王支配し、空中、地上、地下界の諸々の精霊すべてを捕まえて、服従させた。連中によって、神殿の人力を超えた作業すべてをも実行した。また、人間どもに対する連中の権力が何々で、いかなる天使たちによって、このダイモーンたちが挫かれるかも。ソロモーンの知恵について。
Titulus Codicis MS I
ダウエイドの子ソロモーンの(遺訓)、この者〔ソロモーン〕はヒエルゥサレームに王支配した、また、彼が捕まえたダイモーンたちについて、また、神によって彼に授けられた、ダイモーンたちに対する諸権力が何々であり、どれどれの天使たちによってダイモーンたちが挫かれるか、また人力を超えて連中が実行したところの諸々の仕事。
Titulus Codicis MS H
ソロモーンの遺訓と、ダイモーンたちの自由と、神殿建造とに関する話。
(99)
Benedictio Codicum MSS HIPQ
祝福さるべきかな、主なる「神」、この権力をソロモーンに授けた方は。栄光と力は永遠に御身のもの。アメーン。
Titulus Codicum MSS VW
最知のソロモーンと遺訓、ダウエイド王亡き後、ヒゼキアースによって守られた秘儀として、その並行する名称とともに。
Subscriptio Codicis MS V
ダビドの子なる最知のソロモーンの遺訓の結末、ヒゼキアース王によって遵守されたダビド王亡き後書いたものである。書かれたのは???の医師である私イオー(アンネース)によって。6949年、第4(indictio)、デケムブリオス月〔12月〕14日。そして神はわれらと共に在り、われらに対抗するものは何もない。
2018.07.05. 訳了
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