- ソクラテス学徒アイスキネスに対して 借金について
いったい、ソクラテス学徒アイスキネスが、こんな性格の人物――弁論家のリュシアスが、『契約』という弁論の中で主張しているような、そんな人物であったとは、誰が想像し得たであろうか? ……〔中略〕……とにかく、リュシアスは、『ソクラテス学徒アイスキネスに対して 借金の嫌疑で』と、このように標題の付された弁論の中で〔どう述べているか〕――、それをわたしとしては引用したい。語られていることが長いとしても、それはあなたがたの大いなる思い上がりに報いてなのです、おお、愛知者たちよ。――で、こういうふうにその弁論家は始めているのです。
「まさか、おお、裁判官諸君、アイスキネスがかくも恥ずべき訴訟を起こそうとは、私は思ってもみなかったが、彼がこの〔訴訟〕以上に別のもっと告訴屋的な〔訴訟〕を見いだすことは容易ではあるまいと私は信じる。というのは、この男は、おお、裁判官諸君、両替商のソシノモスとアリストゲイトンとに〔月〕3ドラクマの〔利息〕で銀子を債務しながら、わたしの所にやってきて、利息のせいで自分が資産から追い立てをくらうのを見過ごしにしないよう懇願したのである。
『だが、商売の用意がある』と彼は言った、『それは香油業だ。しかし資金が必要だ。そこで、1ムナにつき〔月〕9オボロスの利子をあなたに提供しよう』。こういったことを言うので、彼に説得されて、と同時に、思ったのは、彼[アイスキネス]はソクラテスの学徒であり、また、正義や徳について[329]多くの高尚な言説を発言しているのだからして、まさか企むことはあるまいし、まして、最も邪悪で不正きわまりない人間どもが実行を企むようなことは、敢えてすまいということで」。
この後にも、〔リュシアスは〕彼のことを再び攻撃して、彼が借金したこと、彼が利息も元金も返済せず、〔返済〕期限超過者となったので、裁判所の判決によって、欠席裁判のまま有罪判決を下されたこと、そして、彼の烙印つきの家僕を保証に取られたことなど、他にも多くの点で彼を論難した上で、次のことを結びとした。
「いや、それどころか、おお、裁判官諸君、ひとりわたしに対してのみ彼はこういうふうであるのではなく、彼とつきあいのある他の人たち全員に対してもそうなのだ。近所に居住している小売り商人たちは、彼が自分たちから前渡し商品を受け取りながら返済しないために、店を閉めて彼と争訟し、また隣人たちは、彼のおかげであまりに恐るべき目に遭ったために、自分たちの家を捨てて、もっと遠くに別の家を賃借したほどだったのではないか?
さらに、〔講中の〕掛け金として彼が集金したものに限っていえば、残りの寄付金は納入せず、〔講仲間は〕この小売商人のおかげで、まるで〔折り返し点の〕標石によって〔戦車が破損させられる〕ように破滅させられるのである。かくて、あまりに多くの者たちが、朝まだきに、〔彼の〕債務の取り立てに家に押しかけるので、通り合わせた人たちは、彼が死んだので、人々が屍体を運び出すためにやってきているのだと思うほどである。さらに、ペイライエウスの人たちに至っては、その心境たるや、彼と契約を結ぶぐらいなら、アドリアス海まででも航行した方がはるかに安全だと思ったほどである。
なぜなら、父親が彼に遺したものよりも、自分が借用したものの方が、はるかに自分のものだと彼は信じているのだからである。いや、それどころか、彼は油商人ヘルマイオスの資産を手中にしたのではなかったか。齢70歳になるその妻を堕落させ、[330]彼女を恋しているようなふりをしてたぶらかしたあげく、彼女の夫とその息子たちとは乞食になり果てさせ、自分は小売り商人の代わりに油商人に成り上がった。かくも欲情にまかせて”小娘”を手玉にとり、その”年ごろ”を享受したのである。片手の指〔の数〕よりも、歯〔の数〕を数える方が容易な[それほど〔歯の数が〕少ない]”小娘”の。それでは、このことの証人として、どうかあなたがたが登壇していただきたい。
〈証人たち〉
「知者」(ソフィスト)の生活たるや、かくのごとくである。Athen.XIII p.611D以下。
- アイスキネス告発 アリストパネスの財産の没収に関して
さて、その後、キュトロイの日*に、デマラトスは売国者として捕らえられたのである。Harp. Chytroiの項。
*アンテステリオン月(現在の2月から3月の花祭りの月の11日から13日までの3日間にわたって執り行われる祭りの第三日目。キュトロイとは壺祭りの意で、死者への供養の食物を壺に入れて持ち寄り、ディオニュソスを祝う(アリストパネス『蛙』212行以下参照)。
- アイスキネスに対して 損害賠償の私訴
この男は、損害賠償の訴えをわたしに起こされたことがあるのである。Bekk. Anecd. p. 132,23.
- アレクシデモスに対して
Harp. 「分かちあうこと(dateisthai)」の項。
- アルキビアデスに対して oikiaについて
すなわち、アクシオコスとアルキビアデスとはいっしょにヘレスポントスに出航し、アビュドスでアビュドス女メドンティスと二人ながら結婚して同棲した。[331]やがて彼らに娘が生まれたが、どちらから生まれたのか明らかにすることができなかった。しかし、夫をもつ年ごろになるや、彼らは娘とも共寝し、アルキビアデスが交わり囲うときは、アクシオコスの娘だと称し、アクシオコスが〔交わり囲う〕ときは、アルキビアデスの〔娘だと称した〕。Athen. XII 534 F.
Harp. 「白浜(Leuke Akte)」*、「船舶審判官(nauto-dikai)」、「供託金(parakatabole)」の項。
そこで、次のことをもあなたがたは感知しておられると私は思う。つまり、アルキビアデスは儲け話を何か他に求めるのではなく、わたしの財産を争訟しようとしているのだということを。Suid. 感知する(aisthesthai)の項。
*黒海のイストロスの入り口にあるレウケ島、現在のOphidonisi(蛇島)。
- アルキビアデスに対して 結語
アビュドスにくたばっちまえ。いつかおまえを悪罵して、言い放ったことがあるとおりに。語法 Patm. Bull. corr. hell. I 153.
- アルキビオスに対して
しかも、この男が主張しているとおり、クテシクレスに以前の50ドラクマを返金したとしてもである。Phot. lex. p.370, 26. Suid. palaionの項。
- 祝儀について
しかし、弁論家たちの間でも、すでにかなり重要な論点として述べられているのである。とりわけ、すべての議論がほとんど確実と信じられるのは、『祝儀について』および『堕胎について』という標題をつけられた弁論がリュシアスのものであるということである。つまり、前者において探求されているのは、結婚した婦人に祝儀として贈られたものを彼女は確実に所有してよいかどうか……これらの弁論がリュシアスのものだということは否認されるが、にもかかわらず、若者たちにとって修練のためにこれに出くわすのも野暮なことではない。Theon progymn. c. 2, I 165W.
- アンドキデスに対して 保護役不履行の私訴(apostasiou dike)で
彼らは規定の価格で売りに出すこともせず、可能なかぎり値をつり上げて、最高価格で売りつけたのである。Pollux. vii 10.
- アンドロティオン告発
Harp. セランギオン*とアルキダモス戦争**の項。
*ペイライエウスの浴場のある地名。Serangion は seranx(甌穴)の縮小辞。
**アルキダモス2世はスパルタのエウリュウポン家の王〔在位前476-427〕。ペロポンネソス戦争の初めの10年間を、彼の名にちなんでアルキダモス戦争と呼ばれる。
- アンティゲネス告発 堕胎罪で
さらにまた、これなるアンティゲネスがどんなことをしたか考察していただきたい。彼はわたしたちの母親を公訴しようとして、〔自分の〕妹を娶って争訟するよう要求したのであるが、それは、何人かが公訴しながら係属できなかった場合、支払わなければならない罰金1000ドラクマを支払わないですますためである。lex. rhet. Cantabr. p.669, 20. Dobr. 罰金(epitimion)の項。
他の弁論においては(すなわち、リュシアスの『堕胎罪について』という弁論で探求されているのは)、やっと懐胎したばかりのものは人間かどうか、また、堕胎のことは婦女子にとって無罪かどうかということである。Theon progymn. c. 2, I 166W. しかしながら、この場合、〔弁論の〕修練者は施術者たちにその責めを帰すべきである。リュシアスも『堕胎罪について』をいう〔弁論の〕中で、殺人罪と判定し、胎児は生き物であると証明するよう強要し、至るところでそう主張しているところであるが、
[333]
それは医者や産婆たちが表明しているところでもある。proleg. ton staseon VII 1, 16W.
医学上の探求の事例でもあるが、これこそがリュシアスによって修練されたのである。――堕胎をなす者は女性を殺人者に仕立てるのかどうかが。すなわち、先ず初めに判別すべきは、生まれる以前に生きていたかどうかである。これこそ自然学的で医学的な問題である。Sopater ad Hermog. V 3W. cf. Sopater 違ったものから生じるある有用なもの(H. Rabe, Rh. Mus. LXIV 576)。リュシアスによって……『堕胎児について』という弁論の中で――ここでは、アンティゲネスが自分の妻を、すすんで堕胎の罪を犯した殺人者として告発している。堕胎して、自分が子どもの父親と呼ばれるのを妨害したと称してである。
- [ 財産交換について]
- アンティポンの娘について
一部の人々は、彼(弁論家アンティポン)は「三十人」によって処刑されたと述べている。ちょうど、リュシアスが『アンティポンの娘のために』という弁論の中で〔述べているように〕。すなわち、彼には小娘がいて、これをカライスクロスが〔家付き娘の〕申し立てをした。また、「三十人」によって処刑されたと、これはテオポムポスも『ピリッポス記』第15巻で述べている。しかし、この人物は別人であろう。これの父親はリュウソニドスで、クラティノス*も『ピュティネ』の中で邪悪ならざる人物として言及しているからである。
*
[334]
- アポロドロス告発
Harp. 5日前(propempta)の項。
- アレサンドロスに対して
今は収税官全員に対してわれわれは告訴するものである。Harp. 収税官(eklogeis)*の項。
*eklogeis は eklogeus の複数形。
- アリスタゴラス告発 摘発起訴(endeixis)で
Harp. いずれにせよ、ともかく(amosgepos)の項。
- アリストデモスの裁判手続き異議申し立て公訴(graphe diamartyria)*に対して
Harp. 予審(anakrisis)、アンテーネー**、保護役不履行訴訟(apostasiou)、裁判手続き異議申し立て(diamartyria)の項。
*裁判に訴えられた者が、自分の裁判はその裁判所の所轄にないと、手続き上の異議を申し立てることができる。裁判の引き延ばしに悪用された。 **アルゴスの南、ペロポンネソス半島のキュニュウリアにある都市。
- アリストクラテスに対して、講の保証について
harp. 講を結ぶ(eranizontes)の項。
- アリストン告発 不就労罪で
リュシアスは『アリストン告発』の中で主張している。法を制定したのはドラコンであったが、ソロンもまた再び〔その法を〕適用した。ドラコンとは違って、死刑にするのではなく、何びとも三度つかまれば市民権剥奪、しかし一度の場合は、100ドラクマの罰金を払うように規定して。
[335]
- ハルモディオスに対して イピクラテスの贈賄に関して
もしも、事をなす前に、わたしが事をなしたあかつきには彫像を建ててもらいたいと要求したのだったら、あなたがたは認めたことであろう。しかるに、事をなしたあとでは、認めないということがあろうか? それゆえ、期待がもてるときには約束し、〔恩恵を〕受けてしまったら破棄するということがあってはならないのだ。(Arist. rhetor. ?23 1397b28, Dionys. Hal. VI 739R)
というのも、ハルモディオスとアリスゲイトンも、何か高貴なことを実行するまでは、高貴なところは何も具わっていなかった……とにかく働きの点では、わたしの働きの方が、あなたの働きよりも、ハルモディオスとアリスゲイトンに同族的なのである。(Arist. rhetor. II 23 1398a15。また、I 7 1364a28 および 9 1367b17も参照)
もしも、わたしのような将軍があなたがたに7人いたとしたら、ラケダイモンは無住の地となったことであろう。Aristid. or. XLIX p.518 Dind.
ハルモディオスとアリストゲイトンにも触れて、彼らをアテナイ人たちは全善行者の中の第一人者とみなしたが、それは自分たちが伝承したにすぎないか、あるいは、彼らの時代に生きていれば、彼らに唆されたのだと彼は主張する。Aristid. 同上。
あなたがたは、おお、アテナイ人諸君、あなたがたからわたしへの かなり 、だがわたしの石碑はペロポンネソスに空高くそびて立っているのだ。わたしの徳を証言して。Aristid. 同上。
わたしの一族はわたしから始まるが、おまえの一族はおまえで尽きるのだ。Plut. apophthegm. p.187B.
[336]
- アルケビアデスに対して
私に対するこの訴訟権をアルケビアデスが引き当てたのですぐに、おお、裁判官諸君、私は彼のもとに行って、自分は若輩で事情に疎く、法廷に出頭することを何ら欲するものではないと言った。「だから私は、あなたが私のこの年齢を見付け物と考えるのではなく、私の友たち、ならびに、あなたの友たちを〔証人として〕受け入れて、この債務がどこから生じたのかを詳述してもらいたい。そうして、あなたが真実を言っているとその人たちに思われたなら、あなたは何の面倒も必要とせず、あなたの物を手に入れて立ち去る。
だから、あなたは何ひとつ言い漏らさずにすべてを述べるのが義しいのである――そうすれば、私はこの契約よりも若いけれども、わたしたちの知らないことを聞いて、あなたの言うことをわたしたちは考慮できるであろう。あなたが私の物を不正に奪おうとしているのか、それとも、あなたの物を義しく儲けようとしているのか、何とかして明らかになれば」。こう言って私が呼びかけたにもかかわらず、彼は参集することを拒み、訴えた事柄について釈明することも拒み、あまつさえ仲裁に委ねることも拒んだあげく、ついにあなたがたは仲裁者たちに関する法を施行することになったのである。Dionys. Hal. de Isaeo V p.601 coll. p.604R.
だから、あなたがたは次のことにも気づかれる私は思う。つまり、アルケビアデスが求めているのは、儲け話を何か他に求めるのではでなく、私の財産争訟しようとしているのだということに。Suid. 察知する(aisthesthai)の項。 cf. n. 5.
[337]
- アルキノスに対して
さらに、アルキノスが彼の市民権を剥奪しようして起草した決議〔案〕のための〔弁論〕も彼のものである。Vitae X orat. P.836a. Arist. resp. Athe. 40.
- アシオンに対して 書物の窃盗について
Harp. 疑義をもつ(amphignoein)の項。
- アルピドポイオスのために
Poll. VII 15 と 155(tes isonias公正価格で)
- アソポドロスに対して 家について
Harp. 供託金(parakatabole)の項。
- アウトクレス告発
彼は正義を手玉にとる。Pollux. VII 200.
- アウトクラテス告発 姦通罪で
道中、夜更けてしまった人たちに彼らは襲いかかり、外套を脱がせる。Bekk. Anecd. p.110, 29.
わたしのものになったのは、20ムナもの講金であった。Pollux IX 56.
子どもがわたしについてきたのを。Phry. nichi epitome p.353 Lob. Bekk Anecd. p82, 21.
衣服を着替えた〔女〕。Pollux VII 44.
- 殺人者アキレイドスのために
判決を受けた者や刑死した者の家族の誰彼に降りかかる受苦を示唆するだけで、彼は憐憫の情をかき立てるであろう……リュシアスも『アキレイドスのために』の中で、この男の妹に降りかかった受苦を(詳説している)。すなわち、苦痛が手に負えなくなって、彼女を殺したと言っているのである。Apsines peri heur. IX 591W.
- バッキオスとピュタゴラスのために
Harp. 半外套(kupassis)、ピュゲラ*、スキュティアの(Skythikai)**の項。
*エペソスの南西10Km、リュディアの海港都市。
**Skythes の形容詞。女性形の複数形。
- 殺人者バトラコスのために
Harp. ペーグース区の(Phegousion)*の項。
*ペーグース区は、アッティカの区。エレクテイス部族。Phegousion は、Phegous の中性形容詞。}
- ボイオンに対して
Harp. 船出する(anagein)*の項。
*anagein は、等、広い意味を有する。
- ボオンの子どもたちの後見者たちに対して
彼は後見者たちを指名する代わりに、大人たちに後見させたのである。Harp. (epitropen)の項。
- グラウコンに対して ディカイオゲネスの相続地について
かつまた、次のこともグラウコンは言うことはできないであろう。ディカイオゲネスの親類の中の他の誰かが、〔遺体として〕安置されているときには、彼らは気後れして彼についてとやかく言うことを恥じるとか、しかし、〔遺体が埋葬のために〕運び出されるや、財産のことを思い出すとか、娘たちが和解するよう要求するとか。Suid. 安置されている(proukeito)の項。
だが、ディカイオゲネスは、しばらくの間は、わたしたちのところに住んでいたが、資格審査ののち、結婚した。Suid. しばらくの間(teos)の項。
われわれは争訟する(antidikoumen)、トゥゲニデス、裁判官たち(dikastais)*
どうして、おお、善き人よ、わたしたちはお互いになおも争訟し合うのか。Phot. lex. in ed. Reitzenstein p.147, 27.
Harp. 民衆法廷(heliaia)**の項。
*複数、与格。 **アテナイの終審廷で、公訴が裁かれた。
- デクシオスのために 保護役不履行のかどで
彼を〔雌〕山羊番に任命し、そして彼はそれの面倒を見ていた。Bekk. Anecd. p.129, 15.
クレイトポンとその訴訟仲間とを〔〕しなければならなかった。同上 p.129, 18.
Harp. ストロムビキデス*の項。
*アテナイの将軍(前412/1)。『戦史』第8巻 15-17、30以下、62以下、79参照。
- デクシッポス告発
いったい、他にどんな面でこの男は男らしかったのか。テスモテタイに対して公訴状をしたため、代理人たちに対して宣誓供述書をしたためた〔以外に〕。 Harp. (syndikoi)の項。
- デモステネス告発 後見役不履行のかどで
というのは、もしも何らかの点で、あなたがこの青年を非難攻撃して、彼があなたの財産の何かを取ったのなら、法習にしたがって彼を裁判にかけることである。土地について異議申し立てするなら、[340] のかどで、、居宅について〔異議申し立てする〕なら、借家の訴えで。ちょうどこの男が今あなたを後見不履行で裁判にかけているように。Harp. (karpou dike)の項。
eleokopon後、5ヶ月間すごして。
Harp. (eleokopon)の項。
Harp. 未審査の者(adokimastos)、(aidesasthai)、食事代(episitia)、(meiagogesai)*の項。
*
- ディオゲネスの相続地について
しかし、わたしたちはディオゲネスとは、万人の中で最も親しくつきあってきた。そして彼が健康であった間は、田舎から出てきたときは、わたしたちのもとですごすのが常であった。Priscian. XVIII 252 p.230Kr.
というのは、彼女には前夫との間に、16歳になる息子がいたのである。Priscian. 同上 p.210 Kr.
モルピス、ペイライエウスの「十人」のひとり。Harp. モルピス(Molpis)の項。
- ディオゲネスに対して 土地について
いったいぜんたい、ディオゲネスは世離れした男だとあなたがたに思われるのか――相続地を申し立て、父親たちが自分に遺した甥子たちと争訟している男が?Bekk. Anecd. p.145, 8 および 120, 14.
- ディオゲネスに対して 借家運用不備*について
Harp. 抵当に取られる(apotimetai)
*dike misthoseos oikou. 被後見人の居宅を借家として有利に運用しない後見人に対する私訴。
- ディオドトス告発
Harp. 別荘(aulia)の項。
[341]
- [ ディオクレス告発 暴行罪で]
わたしの兄弟は、クテソンもそうであって、こちらはあなたがたと親しいが、〔彼らは〕ボテュノスに退去していたヘルモンと出くわした。Bekk. Anecd. p.173, 26.
- ディオクレスに対して 弁論家たちに関する法令のために
Theon. progym. 21 166W. Harp. もし誰かが〜なら(ean tis)の項。
- ディオパントスのために 土地について
Poll. VII 17(女しごき人 aleiptria)*の項。
*aleiptes の女性形。aleiptes の原意は「油を塗る人」。aleiptria は劇の題名である。
- ディオカレスに対して
Harp. 山師たち(metalleis)*の項。
*metalleus の複数形。
- ディオンに対して
Harp. 革財布(phaskolon)の項。
- 鼎台について
もしも義しいこととか適切なこととかを、おお、裁判官諸君、リュシメネスが述べたのなら……わたしが鼎台そのものの陳弁するに真面目になることはなかったであろう。〔鼎台は〕30ドラクマの価値もないのだから。ところが、去年、修繕することを望んで、ある銅鍛冶屋にこれを預けた。というのは、〔この鼎台は〕寄せ合わせ造りで、サテュロスたちの顔と牛頭とを有し……他にもうひとつ、[342]大きさの同じもの〔鼎台〕があった。というのは、調度品は同じ職人が、同じものや似たものを多く製作するからである。Athen. V p.209 F.
- 臨時財産税(eisphora)について
Harp. 財産登録官(epigrapeas)*の項。
*epigrapheus の複数対格。
- エピゲネスの遺言(diatheke)について
さて、その後、無産者エピゲネスが三段櫂船奉仕するよう強制された。銀子を持たず、敵国人たちの土地を支配していたにすぎないのに。Suid. 銀子を持たない者(anargyros)とエピゲネスの項。
- エピアルテス告発
Bekk. Anecd. 103, 11.
- エテオクレスに対して 財産について
Harp. 7日の名付けをされた者(hebdomeuomenou)*の項。
*hebdomeuomai の受け身の分詞。単数属格。
- 私的な善行について
ケオス人たちたるやこれほどの都市である。Harp. ケオス*の(Keioi)の項。(metapyrgion)**、ペガイア区民たちによって(Phegaieusi)***参照。
*アッティカ南東、キュクラデス諸島のひとつ。現在のケア島。 **塔と塔との間の胸壁。 ***Phegaieusi は、Phegaia区民(Phegaieus)の複数与格。Phegaia区はマラトン近辺の区で、アイガイ部族に属する。
- エウティアに対して 没収・競売財産(demio-prata)のために
Poll. X 96.
- エウテュデモスに対して 片目をつぶされた子どものために
そこで、おお、裁判官諸君、この人たちが提起した証言そのものによっても、あなたがたに立証してみよう。
[343]
Bull. corr. hell. I 150(initium erationis erat).
- エウテュディコス告発
〔扉と〕扉を両締鉄でたがねてしまったために、押し開けることができず。Harp. 両締鉄(amphideai)*の項。
*扉を蝶番で固定するための鉄の輪。
- 執務審査官のために
これをわれわれがなしたのも、恣意的にではなく、厳密にであった。Harp. Anecd. p.467, 32.
- エウクレオス告発 土地追い立ての訴えで
Harp. 弁じ立てる(automachein)の項。
- エウクリトスのために 裁判手続きの異議申し立て(diamrtyria)
大金食いの三段櫂船。Harp. s. v.
- エウペイテスに対して
Harp. 皮食い虫(dermestes)の項。
- エウペモス告発
Harp. 松明(lampas)、嵌め具(pyelida)*
*pyelis の対格。
- ヘゲサンドロスの相続地について
演壇に登り、しきたりとなっていることを実行するために彼がいかように心を配ったか。Priscian. XVIII 238 p.221 Kr.
最も近い親類と同居した。同上 XVIII 179 p.187 Kr.
[344]
- テオペイテスに対して 保護役不履行のかどで 結語
Harp. 手付けを払う(epidiatithesthai)の項。
- テオポムポス告発 非行のかどで
だが、わたしは酸っぱい密を飲む。Athen. II p.67 E.
- テオポムポスの相続地のために
Harp. 祭主(orgeon)*の項。
*属格。アテナイで、各区から選ばれ、犠牲祭を執り行う一種の神官。
- テオゾティデス告発 <違法提案のかどで>
とりわけて必要とする人々――庶子たちや養子たち――から支給金をあなたが取り上げるのは、適法でもなければ美しくもない。なぜなら、わたしに思われるところでは、これらの孤児たちのうち、国家が養育しなければならないのは、嫡子よりもむしろ庶子の方だからである。なぜなら、嫡子たちは家産の相続人として父親たちが遺している。これに反し、庶子たちは……
……父祖伝来のもののうち……給付金の……前者は彼らに遺した。しかし、何にもまして恐るべきは、法習に属する事柄のうち、最美な通達をテオゾティデスが取り違え、これを欺瞞にする場合である。[345]というのは、ディオニュソス祭の期間に、伝令官が孤児たちについて宣言して、父親の名に加えて、これらの若者たちの父親たちは、戦争中祖国のために戦って、善勇の士として戦死した、そして、これを国家は壮年に至るまで養育したと復唱するのであるが、この場合に、養子たちや庶子たちについて個別に、これをテオゾティデスを介して養育したのではないと言って宣告するか、それとも、養子たちや庶子たちの孤児たち全員を同じように宣告することで、養育については黙殺することで虚言することになるのであろうか? これは暴慢であり、国家の大きな反目〔の基〕ではないのか? だからクレオメネスは、……、おお、裁判官諸君、あなたがたのアクロポリスを押さえたとき、……
……この人は、もしも……守護に関して……戦争についてこのテオゾティデスが考えを公表し、騎兵たちは1ドラクマの代わりに4オボロスの報酬を得、騎馬弓兵たちは2オボロスの代わりに8オボロスの〔報酬を得る〕ようにするとして、この考えを……民会で勝利した。いったい、なにゆえ……考えを……。現在ならびに将来のために給金を削減することよりも、……騎兵たち全員を……。
[346]
そこでわたしは、支給について、現行のものを取り上げるのではなく、監視すべきだと思ったのだ。――現にあるよりもより多くなるようにするか、あるいは、現行よりもより少なくならないようにと。そして、それがそうなるのを妨げることに臆すべきではなく、むしろ……
〔以下、[346]から[347]まで、「給金(misthophoria)」という言葉が繰り返されているものの、欠損が甚だしく読解不可能。〕
- トラシュブウロス告発
Harp. アナクシビオス、ディカイオポリス、見物人として続く人々、イスメニアス、ポリュストラトス、ピュッラ、セウテス、ストルウテス。
- ヒッポテルセスに対して
Harp. 目に見えない財産と眼に見える財産。ヒエロニュモス。
[348]
- ヒッポクラテスの子どもたちに対して
おお、裁判官諸君、後見人というものは、その後見のためにいかほどの面倒をこうむっても充分ではなく、友たちの家産を安泰としとおしても、多くはその孤児たちによって誣告されるものである。まさにわたしにも今それが結果しているのである。すなわち、わたしは、おお、裁判官諸君、ヒッポクラテスの財産の後見人に任じられ、その家産を正当・公正に処理して、資格審査を受けた息子たちに、わたしが後見人として任じられた財産を引き渡したにもかかわらず、彼らによって今不正に誣告されているのである。Dionys. Hal. de Isaeo V p.599 R. coll. p.600.
- イソデモスに対して
Harp. 下手人(authentes)の項。
- イソクラテスに対して 非行のかどで
けれども、財産に関する非行は罰金刑を受けるにすぎないが、暴行と思われれば、死刑を課することもあなたがに可能だということを、あなたがたの中で誰か知らない者があろうか。Phot p.614, 10. Suid. et Etym. M. 暴行(hybris)の項。Poll. VIII 46 eandem orationem laudat: 「ヒッポクラテスに対して 非行のかどで」という弁論(probolai)*の中で。
*民会において、自分の訴訟を民衆法廷に付託するよう提議する公訴の一形態。
- [ イピクラテスのために 売国容疑の弁明
いったい、あなたは、アリストポンだから裏切ることはあり得ないが、わたしは、イピクラテスだから〔裏切るだろう〕というのか? Aristot. rhetor. II 23 p.1398a
なぜなら、わたしの弁論の道は、カレスによってなされた事柄の真ん中を通り抜けるものである。Aristot. rhetor. III 10 p.1411b.
[349]
わたしは傷を負ったが、相手の連中がわたしに向かってきたからではなく、自分で出向いて行ってだ。Schol. Hom. Il. p.364 B, 22 Bk.
あなたは、おお、貴君よ、どんなことを Plut. moral. p.187 B.
訴訟相手の役者ぶりはなかなかいかすが、演技は、わたしの方がより善い。Plut. moral. p.801 F.]
- カライスクレスのために
勘定版や両替卓を使って自分自身を売りに出して……。?Pollux. X 105, 断片XI参照。
- カリアス告発 摘発起訴で
Bekk. Anecd. 95, 25(買い取って eonekos*).
*oneomai の完了形・分詞。
- カリアス告発 暴行罪で
彼の婢童(paidieke)*が出てきて戸を開ける。Pollux. III 76, lex Vind. 142.
*若い女奴隷。
- カリアスのために
だが、この人たちは、より高い値で請け負い、財産評価を決定すると称して。Harp. と Suid. 財産評価(timema)の項。
- カリクレスに対して
Suid. 支払いをごまかされた(apomisthos)の項。
[350]
- カリッピデスに対して
Harp. ?(lakros)の項。
- カリパネスに対して 保護役違反のかどで
Harp. 庶出(notheia)の項。
- カリポン告発
というのは、往々にして、証人は親類の方がよいということは、クリティアスが『カリポン告発』という弁論の中で明らかにしているところである。すなわち、委託に関する訴訟は、渡したものを何も受け取っていないと申し立てる者と、すべてを返したと主張する者との〔争いである〕。この時、返還要求する者が証人として外国人を立てた場合に、相手は主張する――もしも〔原告が〕必要手続きを実行したとしたら、証人として家族を立てるべきであったろう。なぜなら、こういったことが行われるのは、外国人たちの立ち合いのもとではなく、家族の立ち合いのもとであるのがしきたりだから、と。とにかく話法上、次のように彼は主張した。暴行とか非行とか何か他のそういったことに関して裁判になった場合には、当然、部外者から証人を持ってくることができよう。しかし、委託の返済に関して〔裁判になった場合〕には、提起すべきは他人ではなく、何がなされたかに関知している家族である、と。 A. Mai scriptorum vet. nov. coll. II, p.584, legit et edidit. H. Rabe Rh. Mus. LXIII 519.
- キネシアスに対して パニアスのために 違法提案のかどで
キネシアスが法習の擁護者であるということに、あなたがたが気を悪くなさらないとしたら、わたしは驚く者である。万人の中でも不敬きわまりない人物、人類のなかで違法こうのうえない人物であると、あなたがたみなさんが知悉しておられるこの男が。この男こそ、神々に対したてまつって、他の人々なら口にするのさえ恥ずかしいような、しかし喜劇作家たちからは年々歳々あなたがたがお聞きになっておられるような、そんな過ちを犯す者ではないのか? かつて、この男とともに、アポロパネスやミュスタリデスやリュシテオスは同じ釜の飯を食っていたのではなかったか――忌み日の一日を定めて、われとわが身に新月祝典者ではなく悪霊師という名をつけたが、それは彼らの性格にふさわしかったが、その目的は、それを成就することによって、分別を持つためではさらさらなく、神々とあなたがたの法習とを嘲笑せんがためであった。ところが、あの者たちは、こういった連中は当然のことながら、それぞれに破滅した。しかるにこの男だけは、大多数の人たちに知れ渡っているゆえに、神々のおぼしめしで、この男が破滅するよりもむしろ生きながらえさせ、他の人たちに対する見せしめとして、神事にあまりに暴慢であった者たちには、子々孫々まで神罰を及ぼすのではなく、災禍も病気も、他の人間たちに降りかかるよりも大きくて難儀なのを降りかからせて、自分自身が悪く破滅するのだということを目撃するようにさせることを、敵たちが望むようになさったのだ。なぜなら、適法的に〔=自然に〕死ぬことや病むことは、誰にとってもわれわれに共通であるが、こういう状態でこれほどの期間過ごすことや、日一日と死に向かいながら、生を終えることができないのは、この男が〔犯したと〕同じような過ちを犯した連中にのみふさわしいからである。Athen. XII p.551 E.
- キネシアスに対して(2)
Harp. キネシアスの項。
- クレイニアスに対して 裁判手続き異議申し立て
みなが寝入ったので、銅製品のできるかぎり多くを準備して、小脇に抱えて、両刃剣をとって持ち出した。Suid. 小脇に(hypo males)の項。
- クレオストラトスに対して
養子となる者がいたとしても、その母親からその財産を奪うことはできない。Priscian. XVIII 257 p.235 Kr.
- クレオンに対して 黄金製の三脚台について
さらに銀製品とか金製品とかまで差し出すことができた。Athen. VI p.231 B.
- クリトデモスに対して
Harp. 1+1/5(epipempton)*の 項。
*1/5すなわち20%の利息のついた。
- クテシアルコスのために
Harp. (epeskepsato)*の項。
*epi-skepto のアオリスト中・受動相の三人称単数。偽証のかどで告発する裁判手続き(episkepsis)をとること。
- クテシポン告発
他のアテナイ人たちの僕童たちも――あなたがたを助けたその父親はまだ存命である――、法習において?不正なことも義しいことも述べていないと否定した。Suid. 否定する(apeipein)の項。
[353]
- 犬に関する弁明
すなわち、わたしの蟹を牝犬たちがじゃれついていためつけたのである。Harp. 蟹(karkinos)の項。
- ライスに対して
少なくともピリュラは、まだ若いときに、売春をやめたが、スキオネ、ヒッパペシス、テオクレイア、プサマテ、ラギスカ、アンテイア(そして、アリストクレイアAthen. XIII p.592)もそうである。Athen. XIII p.586 E.
- ラクラテスに対して
このけちな高利貸したちが他の人たちに貸し付ける額よりもハルカに少ない利子を計上する人がいたとしても、そんなことはない。
Harp. (obolostatei)*の項。
*obolo-stateo の三人称単数形。obolo-stateo は「オボロスを計る」意から「けちな高利貸しをする」意になる。
- レプティネスに対して
Harp. ?(Ardettos)の項。
- リュシテオス告発 殺意を持った傷害容疑で
城壁の曲がったところに、おお、評議会議員のみなさん、左手に四角張ったところがあり、非常に大きな広場になっています。Harp. 四角張った(goniasmos)、Suid. 角(かど)(gonia)の項。
つまり、戸口を見つけざるをえなくされ、また〔見つけることが〕できたのです。Thot. lex. p.323, 5.
そして、彼が乳鉢の中の土を、石製の乳棒ですりつぶしているところを彼らはつかまえたのである。
[354]
- 至福者の財産の半分相続(hemi-klerion)について
Harp. プロスパルタ区民たち、麦粉壺(sipya)の項。
- マンティオス告発
Harp. ノティオンの項。
- メドンに対して 偽証のかどで
Harp. アンティキュラ*、内輪もめ(apecheia)の項。
*1)テルモピュライの北西、スペケイオスにあるマリア人たちの都市。2)コリントス湾岸ポキスの海港都市。
- メイクシデモスの公訴に対して
そして彼には2人の従僕がいて、そのうちの一方をムウサイオス、他方をヘシオドスと呼んでいた。Harp. ムウサイオスの項。
- メネストラトスに対して
Harp. 指定日の法(prothesmias nomos)の項。
- キミノス告発 殺人のかどで
夜の間、彼は顔面を覆い隠して、神殿の中に座っていた。Anonym. in Rhet. Gr. VII p.286 Walz.
他の親族たちは出席したが、彼だけは欠席した。同上 eod. loco.
別の原因に帰着すると思われることは省略された。Priscian. XVIII 191 p.194 Kr.
[355]
あの人は宴会\footnote{リュシアスは symposion の代わりに syndeipnon を使用している例として引用されている。}に呼ばれて。Athen. VIII p.365 B.
- ムネシマコスに対して
これには詩人カルキノスも同意して言っている。 酒が取り乱すことはない。正しくも生まれついた
心を堅持するがゆえに……
時宜を失することを誰もほめはしない。Harp. カルキノスの項。
- ムネシプトレモス告発
参照 Phot. bibl. 262 p.489 b, 265 p.491b.
- モスコス告発
Harp. 区長(demarchos)の項。
- ナウシアに対して 捺印について
いや、三つの技術で働くからである――石工術と、石磨術と、かてて加えて、安楽暮らしをしている術とで。Suid. 石工術(lithourgike)の項。
飾りに付けられた庇と地階との。Poll. VII 120.
- ネソクレスのために
Harp. 担保にする(epidiatithesthai)の項。
[356]
- 横笛吹きニカルコスに対して
Harp. あなたは盛りにある(akmazeis)、?Antigenidasの項。
- ニキアスに対して 委託について
訴訟相手たちの裏工作と熱意は、あなたがたのご覧のとおりである、おお、裁判官諸君。Clem. Alex. strom. VI p.626 Sylb.
- [ ニキアスのために
ヘラス人たちの戦争もなき海戦もなき破滅をわたしは嘆く――〔ヘラス人たちは〕みずからは神々に対する嘆願者として坐し、あなたがたを誓約の裏切り者と言明しながら、――同族関係を僥倖と呼んでいるのである。Theophrastus apud Dionys. Hal. V p.484 R.
- ニキアス告発 殺人のかどで
- ニキデス告発 怠惰のかどで
[357]
- ニコデモスとクリトブウロスとに対して
Harp. 礼服(xystis)の項。
- ニコマケのために
Marcellinus in Hermog. IV 324 Walz : リュシアスは『ニコマケのために』の中でエクパンティデスとディオパネスとを訴追しているが、主題そのものには向かわなかった。両者の質が一つだったからである。
- クセノポン(あるいは、クセノクラテス) に対して
だが、果物を収穫し、農地を売り払い。 Phot. lex. p.546 と 767. Suid. 収穫(synkomide)の項。 Et. M. 733, 23.
- オノマクレスの娘について
Harp. (penta-kosio-medimnon)*、?Hybadaiの項。
*年500メディムノスの生産量を有する土地の所有者。単数対格形。
- 孤児の家についての申し立て(phasis)
Harp. 申し立て(phasis)*の項。
*
- パンタレオン告発
Poll. IV 23(充分さhikanotes)。
- ポリュアイノスの相続地について
[358]
- ポセイディッポス告発
Harp. 当籤する(apolachein)の項。
- ピュトデモスに対して 保護役不履行のかどで
Poll. VII 17(家の子奴隷 threpte*)。Harp. 今年(tetes)**の項。
*家で生まれた奴隷。
**副詞。
- ソポクレスに対して
Bekk. Anecd. 109, 3(?mykeian)。
- ストラトクレス告発 不当追い立てのかどで
Harp. (exoules*)の項。
*正しくは exoules dike。不当に財産から追い立てをくらった者が、公正を求めて申し立てる訴訟手続き。
- ソクラテスの弁明
Cic. de or. 154,231; Val. Max. V 4 ext. 2; Diog. Laert. II 40; Stob. Flor. VII 56, Vit. X or. 836 b.
- ソクラテスのために ポリュクラテスに対して
Schol. Aristid. III 319 と 480 Dd. Schol. Plat. 330 Bk. (アニュトス、メレトス): Bekk. Anecd. 115, 8(奉仕hypourgia)
- ソストラトスに対して 暴行のかどで
Harp. 平等者(isoteles)*の項。
*市民と同等の権利を認められた寄留民。しかし参政権はなかった。
- テラモン告発
Harp. ?(Euneidai)、献納された(kathetos)*の項。
*ポセイドンへの犠牲として海に沈められた犠牲獣(後ろに「羊(amnos)」「牡牛(bous)」などの語が省略されている)。
[359]
- [ ティモテオス*告発 売国のかどで]
*コノンの子。
- テイシス告発
すなわち、これなるアルキッポスは、おお、アテナイ人諸君、本裁判の被告テイシスも〔通っていた〕同じ角力場に通っていた。ところが、喧嘩になり、からかい合いから言い合いに、はては敵意と悪罵とに陥った。ところで、ピュテアスという者がいて、――あなたがたにはすべて真実が述べられるべきだから言うのだが――この若者〔テイシス〕の愛者であるとともに、〔テイシスの〕父親によって後見人を任されていた。この男が、テイシスが彼に向かって角力場での悪罵を述べ立てたとき、気に入られよう、恐るべき者・策士と思われたいと望んで、彼〔テイシス〕に、われわれが事件から感得するように、また、よく弁えた人たちの言うことを聞き入れるように、さしあたっては仲良くするよう、しかし、どこかで相手が独りのところを捕まえられるよう見張るようにと命じた。そこで〔テイシスは〕このことを聞き入れて仲直りし、交際し、縁故者(epitedeios)であるかのように振る舞っていたが、年ごろであるから、狂気にとらわれたあまりに、たまたまアナケイオン祭の競馬のさいであったが、彼〔アルキッポス〕がわたしといっしょに〔テイシスの〕戸口を通りかかったのを眼にして――というのは、彼らはたまたま近所どうしであったのだ――、先ず初めに、いっしょに晩餐をしようと頼んだが、彼〔テイシス〕が拒んだので、練り歩きに来るよう彼に懇願し、自分や家族の者たちといっしょに呑もうと言った。
[360]
そこで、夕食をすませてから、すっかり暗くなっていたので、わたしたちは出かけて行って〔テイシスの家の〕戸口を叩いた。すると彼らはわたしたちに入ってくるよう声をかけた。そこでわたしたちが内に入るや、わたしの方は家から放り出し、このアルキッポスの方は引っさらい、柱に縛りつけ、そうして鞭をとるとテイシスはしたたかに鞭をくらわせたあと、彼を納戸に閉じこめた。しかも、彼はそれだけの過ちでは満足せず、この国の若者たちの中でも極悪非道な連中を妬んできたし、最近には、父祖伝来の財産を相続して、若くて富裕であるように振る舞い、すっかり日が明けると、再び、彼を柱に縛りつけて鞭をくらわせるよう家僕たちに言いつけたのである。かくして、もはや身体がぼろぼろになったので、アンティマコスを呼びつけて、何が起こったかは何も言わず、自分がたまたま夕食をとっていたら、相手が酩酊してやって来て、戸口を破って入り込んできて、自分〔テイシス〕やアンティマコスや自分たちの女友だちのことを悪く言った、とだけ言った。アンティマコスはといえば、連中が大変な過ちを犯したと彼らに腹を立てたけれど、それでも証人たちを呼びよせた上で、どういうふうにして入り込んだのかと彼〔アルキッポス〕に尋ねた。そこで彼は、テイシスとその家族が呼んだからだと主張した。他方、来訪者たちが、できるかぎり速やかに解放するよう忠告し、為されたことは恐るべきことだとみなしているので、彼らは彼〔アルキッポス〕をその兄弟たちに引き渡した。しかし、彼は歩くことができないので、彼を寝椅子に乗せてデイグマまで運び、アテナイ人たちの多くに、また、その他外国人たちの多くにも、どんな状態かを示したので、これを眼にした人たちは、犯人たちに腹を立てたばかりか、国を非難したほどである
[361]
――このような過ちを犯した連中を、公的に〔罰するの〕はもちろん、今すぐに罰することもしないといって。Dionys. Hal. de Demosth. 11. VI 983 R と loann. Sicel. cod. barocc. 175 fol. 83.
このアルキッポスがわたしの親友(epitedeios)である、おお、裁判官諸君。Anonthmus Seguerii (hot. des manuscr. de la bibl. XIV 2 P.34.
- ティモンに対して
ティモンに似ているかのように空威張りをし、格好をつけてうろついている連中がいるが、被告も御同様である。Suid. (eschematismenos)*の項。
*schematizo の完了分詞。
- ティモニデスに対して
どうして、亡き人の遺言をわれわれがゆるがせにしてよいであろうか。故人が、気がふれてでなく、女に説得されてでもなく、遺言したのに。Suid. 遺言(diathesis)の 項。
- トゥレポレモスに対して
こいつは「刈田に小麦を播く」ようなやつだ。Suid. (epi kalame aroun)*の項。
*次々と作付けして、耕地を疲弊させてしまう愚かな農夫のことを意味する諺。
- ペレニコスのために アンドロクレイデスについて
- 相続地の件で
どうしても必要だと私に思われるのは、おお、裁判官諸君、わたしとペレニコスとの友愛について先ず初めにあなたがたに述べることです。そうすれば、あなたがたの中に驚かれる人は誰もおられないであろう、――わたしが未だかつて、あなたがたの中の誰のためにも、これまで述べ立てたことがないのに、今、この人のために発言するからといって。というのは、おお、裁判官諸君、被告の父親ケピソドトスはわたしの客友だったのです。そして、わたしたちが亡命したとき、
[362]
アテナイ人たちのうちで、わたしも他の人も、望む者はテバイの彼のもとに寄留し、多くの善きことを、私的にも公的にも彼から受けて、わたしたちは自身のわたしたちの国に帰還したのである。ところが、今度はこの人たちが同じ運命に見舞われ、亡命してアテナイにやってきたので、彼らに最大の恩義を負うていると考えて、わたしが彼らを親しく歓迎したありさまたるや、来訪者たちの誰ひとり、あらかじめ知っていないかぎりは、わたしたちのいずれがその家を所有しているのかわからないほどであった。もちろん、ペレニコスもよく心得ているのです、おお、裁判官諸君、わたしよりも語るに恐るべき人、また、こういった面倒事にもっと経験ゆたかな人が多くいるということは。にもかかわらず、わたしの親愛さこそ最も信頼に足ると彼は考えているのです。だから、恥ずかしいことだと私に思われるのです、――彼の訴訟に援助するようこの人が頼み要請しているのに、わたしができる範囲で、彼がアンドロクレイデスにもらったものを奪われるのを見過ごしにするというのは。Dionys. Hal. de Isaeo 6 V p.594 coll. p.596 sg. R.
というのは、もしも、アンドロクレイデスが遺したものが農地とか、他の眼に見える家産であったのなら、被告は虚言している、自分に与えられたものだと、望む者は言うことができたであろう。しかし、銀や金や眼に見えぬ家産については、明らかに、何びとであれこれを所有していると判明する者、このものに与えられていたのである。Suid. 眼に見える家産(ousia phanera)の項。
- ピリッポス告発 後見役の件で
ピリッポスには、これで充分だとは、あなたがた思われないであろう。Zonar. lex. (apochren kai apochran)*の項。Harp. 大角星(Arktouros)**、ゼイラ(zeira)***、道(hodos)、ペディアカ(Pediaka)****, Poll. X 23(鍵tas kleidas*****)の項参照。
*apochrao の未完了過去の不定詞。後者はそのイオニア方言。
**arkt-ouros は「熊番」の意。牛飼座のα星。
***幅広の上着。腰や脚を保護するためにアラビア人(『歴史』第7巻 69)やトラキア人(同 75)が羽織ったという。
****「平地」の意。
*****kleis の複数対格。
[363]
- ピロクラテスに対して 割り符の件で 弁明
Harp. (Besaies)、(Euonymeis)、 Bekk. Anecd. 115, 27(女好きなphilogynos)の項。
- ピロンに対して テオクレイデスのために 殺人のかどで
いや、女部屋の後ろの小家の方に。Poll. IX 39.
- ピロニデス告発 乱暴のかどで
さて、芸妓の女性がいて、名前はナイス、彼女の主人はアルキアス、縁故者(epitedeios)はヒュメナイオス、そしてピロニデスが恋していると認めている。Athen. XIII p.592 C.
- プリュニコスの娘について
Harp. 熊乙女(arktos)として仕える(arkteusai)*、「十分の一」税を納める(dekateuein)の項。
*詳しくは、桜井万里子『古代ギリシアの女たち』30頁以下参照。
- カイレメネスのために
[364]
- カイレストラトスに対して
Harp. 〔他の党派によって〕押しつけられた誓約(epaktos horkos)の項。
- キュトリノスに対して
いきなり、ついてきていた家僕のひとりが、石をとって、手提げ燭台を〔丈夫かどうかを調べるために〕叩き始めた。Poll. X 116.
- 本物
リュシアスは孤児の弁論の中で言っている。明々白々なのは、身体の同類ではなく、財産の〔同類〕だということだ。Clem. Alex. strom. VI p.626. Sylb.
有利な計算に対する無知というものは、多様な仕方で――怒りによって、酩酊によって、欲望によって、乱神によって――具わるものである。怒りによってというのは、リュシアスの作品にあるとおりである。それによれば、ある人が、係争中の相手に脅しをかけ、殺人のとがで訴えられた。あなたが彼を殺した徴表は、と彼は主張する、殺すぞと脅しをかけたことにある。実際のところ、と彼は主張する、もしもわたしが殺す気になったとしたら、脅しをかけることはなかったであろう。わたしが〔殺人者と〕判明しないためである、と。そこでこのことを解明した上で、告発者は主張するだろう。怒りがあなたを支配し、あなたは何が有利かわからなかった、しかも、あなたは怒りにかられたと前言している、と。Georg. apud Schilling. quaest. rhet. Jb. f. Phil. suppl. XXVIII 689.
不正しないよう心がけ、償いをしないですむよう心配りする者はみな、悪党である。Stob. floril. II 24=III 2, 22 H.
虚言することは、しばしば過ちを犯している人たちにとっては、いともたやすいことである。同上 XII 21=III 12, 20 H.
裁判をする者たちは、立法者たちと同じ考えを持つべきである。同上 XLVI 17=IV 5, 17 H.
[365]
もしも、序言によって不正事を識別することができるのなら、被告たちが弁明する必要な何もなく、審理なしに処刑すればよいであろう。しかるに、告発者たちは嘘を言うことができるのだから、こういう場合には訴訟当事者双方から聴聞した上で、正義について票決に付すのが義しいのである。同上 XLVI 110=IV 5, 110 H.
したがって、魂に対して訴訟するあなたがたにとってふさわしいのは、分別をなくすことではなく、敬神的にふるまうこと、まして、騒々しさによって事件を審判することではなく、何が義しいかを沈黙して知ることである。同上 XLVI 111=IV 5, 111 H.
すなわち、女が〔敵に〕身を売り、羞恥という持ち場を放棄したような日には、しばらくは心を脇にやるがよい。そうすれば、家族を敵、余所者を信義の人とみなし、また美しいことや醜いことについても、反対の考えを持つことができよう。同上 LXVIII 32=IV 22, 61 H.
法の命令によって、後見者たちが孤児たちに地所という家産を規定するときには、法は、あなたがたを〔土地を失った〕船員となすのである。Suid. 地所の(engeion)の項。
つまり、舌というものは、理性を多くも少なくも有してはいないのであるが、理性は、これを多く持つ人には、〔理性も〕多く、これを少なく持つ人には、〔理性も〕少ないのである。Georg. Cor. de dial. p.4 Schaef.
打擲をくらうに値するぐらいの、それほどのドラクマを取得した。Demetr. in Rhetor. Gr. IX p.58 W.
ネメアに進入して、epidexiaを確立した。Poll. II 159.
[366]
荷車から(とこしばり)を掠奪した。Poll. VII 116.
私には甥がいる、おお、アテナイ人たちよ。Maxim. Plan. in Rhetor. Gr. V p.382 W.
多くの場合に、このうえなく親身になって私を助けてくれると信じている。Apsines in Rhetor. Gr. IX p.482 W.
誰か他に望む者がいるなら、あなたがたに哀願させてください。Bekk. Anecd. p.122, 7.
かつて国に対して公共奉仕は何ひとつしたことのないやつ。同上 p.155, 26.
わたしが他人の解放奴隷の保護者だということ。同上 p.169, 27.
ある予見者がいて、キマイラの火を守護することもできた。Tzetz. ad. Lxcophr. v. 17.
昔は邪悪であったが、今は、リュシアスが述べたところでは、しでかしてしまい、完成し、不快の極みである。Sxnes. ep. 32.
何でも望みのままにわたしはふるまうことができたろう。Tzetz. exeg. ad Il. 85 Herm.
[368]
リュシアスは主張した――わたしは国家共通の友である、と。Aristid. or. Platon, 2.
- 手紙類
Suid. リュシアス。……さらに彼が著したのは、弁論術、民会演説用頌歌、葬送演説、手紙類7通――1通は政治的な内容だが、残りは恋情的な内容で、このうち5通は未成年に宛てたもの――であった。
- プラトン作品集
参照、 Plat. Phaedr. p.230e-234 c.
- アシュバロスに対して
というのは、上品にも女たちは自分たちが踊ったとは断じて認めなかった。呑みもせずに酒宴を去ったからである。Suid. 断じて(pomala)の項。
- メタネイラに対して
そして、あなたの有している村落は荒廃しているが、オリーヴ樹は繁茂している。Schol. Plat. p.347 Bk.
さらに多くの女たちと男たちとがいっしょに横になって。Suid. いっしょに(homou)の項。
- ポリュクラテスに対して エムペドス告発
他方の眼は灰色ががっているか、あるいは、薄膜に覆われている(異本、pephoriosthai)かである。Harp. 薄膜に覆われる(pephoriosthai)の項。
- EX INCERTIS EPISTULIS
わたしがあなたを愛していないと言えば、わたしの最大の欠点をあなたは指弾することになる。なぜなら、性格や生活習慣や魂や好意が 、さらにまた、交わりの親密さや議論の共有をわたしが歓愛するなら、わたし以上に惨めな者が誰かいるであろうか。正気であることに無感覚となるわたし以上に。Suid. 劣悪な(phaulon)の項。
わたしの〔好意〕とあなたの好意とが合致した友愛たるや、エムペドクレスの敵意も[370]わたしたちを邪魔できぬほどだと、わたしとしては思っていたのに。Lexeis Patm. Bull. corr. hell. I 153 恋文の第5の中で、Suid. エムペドクレスの敵意、Diogenianの項。prov. IV 77, lex. Vind. 89.
- Vocabula singula a Lysia usurpata dicuntur haec:
無主の(adespotous)* Poll. III 74、再審(anadikia) Poll. VIII 23、甥たち(anepsiadoi)と従兄弟関係(anepsiotes) Bakk. Anecd. 401, 22、彼らは係争する(antedikasanto) Poll. VIII 23、怪しまれることのより少ない(anypoptoteros) Poll. II 57、(axioi) Bekk. Anecd. 412, 28、(axion) 同上 412, 26、無罪判決を下して(apodikazon) Poll. VIII 24、判決(apokrisis) Harp.、彼らは省略する(apolimpanousin) Bekk. Anecd. 430, II、離婚の私訴(apopempseos) Poll. VIII 31、表明されたる(apopephasmenon) Bekk. Anecd. 433, 1、退学する(apophoitan) Eustath. Il. VI p.1167, 23、確証の(bebaioseos) Harp.、食事を運ぶ人(deipnophoros) Poll. VI 102、分配(diadoseis) Harp.、(diakodonisthentes) Et. M. 267, 27、技巧的に(entechnos) Phryn. ep. p.344、監督官役の(ephoreias) Poll. II 55、国の花時(helikia poleos) Suid.、骨を?(elthe ta osta) lex. Vind. 98、行列(thiasos) 同上 100、小衣服(himatidia) Poll. VII 42、損害請求の私訴(kakotechniou) Poll. VIII 37、?(katageochasi) Poll ecl. p.121、わたしは〔仲裁の〕裁定を下した(katedietesamen) Poll. VIII 64、sed cf. Fuhr ad XXV 16 app.、一致協力して(kekoinonemenoi) Phot. 152,27、証人不出廷の訴え(lipomarturion) Phot. 225, 26、大法廷(meizon(sc. dikasterion))、Poll. VIII 121、鼻であしらう(mykterizein) Poll. II 78、血気にはやって(neanieuomenoi) Poll. II 20、われわれふたりの意のままに(epi noin) Miller. Melang. p.122(Reitzenstein, Gesch. d. gr. Etym. 292) 剃刀運び(xylophorian) Poll. VII 131、売春宿で(ep' oikematos) Schol. Plat. p.324 Bk.、リュシアスはプラトンを知者と呼んでいるのではないか?Aristid. or. XLVI p.407 Ddf.、草(poia) Phot. 435, 21、愛友の多い(polyphiloteros) Poll. III 63、御練り(pompeia) Greg. Cor. ad. Hermog. VII 1118 W、買い付け人(propratas)と買い付け人仲間(sympratas) Poll. VII 12、支え(sterigma) Poll. X 157、奴隷仲間(syndouloi) Poll. III 82、罰金(time) Hesxch. s. 報復(timori)、部族に属する(phratrizein) Bekk. Anecd. 115, 29、営利家(chrematistes) Suid. 財貨の(chrematon) Suid.
*複数対格。