ガダラのオイノマオス

［略伝］（出典：Wikipedia「Pancrates of Athens」）

アテーナイのパンクラテース(PagkrathvV)(fl. c. 140 AD)
　犬儒派。ピロストラトスの語るところによれば、有名なソフィストのLollianusが、食糧に関して激昂したアテーナイ人によって石打の刑になりかかったとき、パンクラテースが、Lollianusはパン屋(ajrtopwvlhV)〔パンを売り物にする者〕ではなくて言葉屋(logopwvlhV)〔言葉を売り物にする者〕にすぎないと言って、群集をなだめたと言われる〔Vitae Sophistarum, 1. 23.〕。アルキポーンもまた、架空の書簡の中でこの名の犬儒派哲学者に言及している〔Epistles, iii. 55.〕。