私自身の石原莞爾との関わりの出発点は、精神第一主義の旧「帝国」陸軍の中では珍しい非常に卓越した合理的思考能力を持った彼が、一見非合理的な満州事変を何故起したのか?という疑問からです。この疑問を解く為、いろいろ調べていくうちに、彼が敗戦までの昭和史の要所要所で重要な関わりを持っていたことを知りました。
そこで、考えました。石原莞爾を知ることは、十五年戦争期の日本を知るために非常に有益であり、また如何に戦争への道を歩んでいったかを知ることにもなるのでは?と。そして作り始めたのがこのホームページです。
私自身まだまだ知識が足りません。ホームページを作ることで勉強しているようなものです。現在のところ、このホームページで石原莞爾という人物をうまく紹介しているとは到底言えるような状態ではありません。またテーマ的に、毎日アップデートできるようなものでもありません。気を長くしてお待ち頂ければ幸甚です。
なお、当時の資料や部隊名中に使われる「満州国」「支那」といった語彙は、そのまま用いています。また、「満洲」は「満州」と表記しています。この点、ご了承ください。
55回目の日米開戦の日(1996/12/08)に記す
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