石原莞爾フォーラム
No.140
Date:2000.1.18 9:46 AM
Subject疑問に答えよう2
ハンドルネーム:18試局戦 震電改
Name:(匿名)
E-mail:(匿名)
発言:鬼怒川さんへ、まず中国の核戦争計画(徳間書店)を読んでくださいね。
まず配備基地ですけど私の町でもあなたの町でもありません。潜水艦です。現在開発中のメガフロート技術を併用すれば沿岸基地にすら核搭載潜水艦を配備せずにすみます。配備数ですが 核戦力の非対称性、対権力直接アプローチを利用すれば抑止力としての核兵器は僅少ですみます。これについては軍学者の兵藤二十八氏が試案を発表していますので紹介しよう。
当面日本が整備する核弾頭は12発、ミサイルは実験機予備機をあわせて30基、通常型潜水艦は12隻。費用は核弾頭1発20億×12 M3−3Sミサイル1基60億×30 4000トン潜水艦700億×12で、締めて1兆440億円です。
この兵藤計画は日本が対米露中3ヶ国同時抑止を想定して、独自に核保有に踏み切る場合の計画(兵藤氏によると日本の科学技術水準ならば核実験をせずとも実用核弾頭の開発は容易であるとか。広島に投下されたウラン型核弾頭は実験なしで実戦投入されました。)ですから日米同盟の枠内で核保有に踏み切る場合はもっと安価になると思います。
アメリカは核拡散に完全に失敗しました。特に用間の計に長じた中共にアメリカのもつ核技術をごっそり盗まれた事は深刻です。(中共スパイはアメリカの対日台支援を抑止するため核技術を盗んだ後、故意に之をCIAに伝えたのです。)そして中共は北朝鮮に核搭載可能な弾道ミサイル技術を供与している疑いが濃厚でありしかも、ソ連崩壊後、ロシアの核技術者が世界中で暗躍していることを考えれば、中共が尾崎秀美の目論見通り、支那のヘゲモニーを握り、ソ連に支援された北朝鮮が南侵してきた途端、アメリカは日本永久弱体化から日本再軍備化に政策を変更した如く、アメリカから日本に核保有を含めた国防の強化を要求してくる可能性は十分にあり得ます。


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