石原莞爾フォーラム
No.162
Date:2000.4.9 5:45 PM
SubjectRE:151日本陸軍の共産化について
ハンドルネーム:震電改
Name:(匿名)
E-mail:(匿名)
発言:陸軍将校の共産化について答えます。支那事変前半、多田駿参謀次長以下参謀本部はソ連を警戒し終始一貫不拡大早期和平を目指してしましたが、日本共産党員河上肇の愛弟子、近衛文麿、朝日新聞出身のコミンテルンスパイ尾崎秀美をはじめ昭和研究会に盤踞していた共産主義者にことごとく妨害されました。その目的は日本と蒋介石を消耗させソ連中共の防衛と強大化を図り東亜新秩序(東亜共産化)を実現することでした。彼らの支那事変長期化工作は少なくとも5回ありますがその仕上げが汪兆銘工作です。戦後の近現代史学会は依然として大錯誤を犯しておりますが、一次近衛声明と之と連動して行われた汪兆銘工作の正体は、コミンテルン28年テーゼに基づき近衛尾崎ら共産主義者によって打ち込まれた、日蒋間の和平交渉を永久的に遮断し両者の講和を阻止する楔であり、東亜新秩序を実現する事を目的とした支那事変長期化工作だったと判断すべきなのです。何故ならこの工作の立役者として頻繁に登場する影佐貞昭は統制派の過激革新将校で今井武夫池田純久とともに昭和同人会(昭和研究会の姉妹組織)に所属し尾崎と親睦を深めており、汪兆銘工作の実行者はすべて尾崎の息のかかった共産主義者だったからです。そして支那事変前半すでに陸軍省軍務局の一角に食い込むことに成功していた尾崎の謀略網は皇道派に比べより深くマルクスレーニン主義に汚染された統制派に牛耳られた陸軍省部内にガン細胞の如く転移してゆき、真珠湾攻撃前には参謀本部戦争指導班種村佐孝(戦後共産党員)を中心とする陸軍省部そのものが企画院同様、尾崎の同伴者、国体の衣を着けた共産主義者の巣窟と化しており、彼らが対米英開戦を強硬に主張した真意は、ソ連を守り東南アジアインドを英米帝国主義から解放し我が国を敗戦革命に追いやり東亜新秩序を実現することだったのです。


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