講演後に寄せられた声
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評価と評価労力のトレードオフは難しい問題です。
成功例とそうでもないものの対比か分析があれば、お聞きしたかったです。
日本との比較、日本が何を学ぶかの考察が若干足りないように思う。
ドイツの事例を見る限り、内容自体は、日本のまちづくり事例の取り組みとそう変わらないように見える。頑張っている取り組みは、すでに、統合的な取り組みなど、ドイツと同様のやり方をしている部分がみられる。
となれば、制度や枠組や資金的な部分が大きいのだろうか。
そのあたりに関して、若干つっこみが足りないように思う。もう少し、具体的で詳細な情報を提示いただき、その上で日本の実体と比較考察をきちんとやっていただければと思う。
国内のまちづくりの取り組みも、自己チェックと持続性の視点をもって、評価する事が必要と思いました。
最後の評価に関して、「住民がどれだけ関ったか」という指標が大事であるというコメントは、とても参考になりました。
このような職能が社会都市という制度に付随するものではなく、広く一般的なものになってゆけば・・・と感じました。
特にコミュニティ・マネージャーの存在がポイントになっているプログラムだと思いました。
一方、失敗例についても伺いたかったです。
またこの政策はボトムアップ、トップダウンの双方向と理解しましたが、ボトムアップの部分についてももっと伺いたかったです。
再生プロジェクトの事例では、比較的成果がでやすいものから、地域産業育成プロジェクトといった大型のプロジェクトまであることがわかり大変驚いた。地域産業の再生については、相当の力仕事ではないかと感じた。