講演後に寄せられた声
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評価と評価労力のトレードオフは難しい問題です。
成功例とそうでもないものの対比か分析があれば、お聞きしたかったです。
日本との比較、日本が何を学ぶかの考察が若干足りないように思う。
ドイツの事例を見る限り、内容自体は、日本のまちづくり事例の取り組みとそう変わらないように見える。頑張っている取り組みは、すでに、統合的な取り組みなど、ドイツと同様のやり方をしている部分がみられる。
となれば、制度や枠組や資金的な部分が大きいのだろうか。
そのあたりに関して、若干つっこみが足りないように思う。もう少し、具体的で詳細な情報を提示いただき、その上で日本の実体と比較考察をきちんとやっていただければと思う。
国内のまちづくりの取り組みも、自己チェックと持続性の視点をもって、評価する事が必要と思いました。
最後の評価に関して、「住民がどれだけ関ったか」という指標が大事であるというコメントは、とても参考になりました。
このような職能が社会都市という制度に付随するものではなく、広く一般的なものになってゆけば・・・と感じました。
特にコミュニティ・マネージャーの存在がポイントになっているプログラムだと思いました。
一方、失敗例についても伺いたかったです。
またこの政策はボトムアップ、トップダウンの双方向と理解しましたが、ボトムアップの部分についてももっと伺いたかったです。
再生プロジェクトの事例では、比較的成果がでやすいものから、地域産業育成プロジェクトといった大型のプロジェクトまであることがわかり大変驚いた。地域産業の再生については、相当の力仕事ではないかと感じた。
■STさん
とても興味深かったです。コミュニティ・マネージャー、ビューローの役割が面白かったです。
■SAさん
ソーシャル・キャピタルを基盤とした取り組みをしていることに感動しました。
■MFさん
(今日のセミナーのみならず本書全体を含めて感想を)。
■MO氏
「社会都市」個別のマネジメントから「社会都市」×「社会都市」のマネジメントへの展開を期待します。
■NA氏
日本の自治体が陥っている「住民満足度」の落とし穴から脱出するうえで、評価について非常に興味をもった。
■TA氏
本に書かれている事と、講演内容があいまって、理解が深まりました。
■TD氏
成長戦略との関連をもう少し聞きたかった。
■HA氏
小さな事例についても、ご紹介いただきたかった。
■SI氏
格差社会やコミュニティ衰退のように、日本の社会の問題点としてよく挙げられる言葉で、ドイツの問題点を語れてしまうところが、興味深いと感じた点です。
■AS氏
コミュニティ・マネージャーは、日本でよく使われる「まちづくり」をサポートする専門家の仕事と良く似ていながら、「エンパワメント」という点が明確な点が大きく違うところかなと思いました。
■MM氏
日本のまちづくりにも大いに応用できる政策だと思いました。
■NA氏
活性化の手法などは日本の中心市街地活性化の手法に近いと感じるが、実効性があるかどうかは、わが国と同様に都市の衰退の外部要因と内部要因の真因を明らかにし、両原因にたいして適切な処方箋を打てるかに、尽きるということか。
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