地形に抱かれる建物をデザインする
現代計画研究所 江川直樹
スポーツ公園の中に市民に役立つカルチャー教室の機能をあわせ持つ陶芸館をつくることになった。 建設位置の選定から、 施設規模、 建物と大地の形のデザイン等をトータルに議論した。 市の事情も一つの社会環境として捉える必要がある。 そんな過程を経て、 公園の中の谷をゆるやかにつなぐように大地をデザインし、 そこに背後の山に抱かれるように弓形の形をした木造の陶芸館をつくった。 退職された美術の先生を館長に招き、 市の陶芸協会が運営をしている。
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