植物の種類
植物の種類にもファッション性があります。
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在来種針葉樹→コニファー/貝塚イブキ
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コニファー
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コニファーガーデン
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関西の代表的な在来種の針葉樹にカイズカイブキがありますが、 今はカイズカイブキの生垣を新規に植栽するところはほとんど見られません。
それに代わって、 観賞用針葉樹のコニファーがよく使われています。
コニファーガーデンという、 おしゃれな庭園もつくられています。
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ヨーロッパ・アメリカ原産の花木/アメリカハナミズキ
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ヒペリカム・カリシナム
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ヨーロッパ・アメリカ原産の花木では、 アメリカハナミズキや低木のヒペリカム・カリシナムがあげられます。 ヒペリカムは兵庫県が10年くらい前に大々的に普及させたもので、 あちこちの街路樹に使われているのをみることができます。
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芝生→グランドカバー/アガパンサス
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リュウノヒゲ
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グランドカバーガーデン
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地被類とは地上を被う草であり、 グランドカバーと呼ばれています。 その代表的なものは芝生でありましたが、 最近はアガパンサスやリュウノヒゲなど新しいグランドカバーがたくさんでてきています。
それらを使ったグランドカバーガーデンという庭園もつくられています。
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薬草→ハーブ/レモングラス
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カモミール
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ハーブガーデン
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日本のハーブは、 中国から入ってきた薬草を指すものでした。 最近では、 ここに示したレモングラスやカモミールなど沢山の種類があります。
一時期、 地域おこしならハーブガーデンという合言葉ができるくらいに、 日本中でバーブガーデンがつくられました。 しかし、 今では殆どのハーブガーデンが廃れて人も来ないという状況です。
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パンジー→多様な一年草花/カンパニュラ
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ネモフィラ
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1990年の大阪花博以前は花といえばパンジーかチューリップでした。 小学校の理科の教科書にもパンジーやチューリップくらいしか載っていませんでした。 しかし、 花博以降、 多様な一年草が出てきて、 今ではそれらに合った植栽配置やデザインが当たり前になっています。
植物の配置・植栽の場所
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単独種複合配置
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単独種複合配置の日本庭園です。 もみじや松があり、 その後ろには針葉樹があります。 また、 様々な種類の松やもみじが一本ずつ丁寧に複合的に配置されています。 これがもともとの日本のデザインだったと思います。
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同一種群配置
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それが、 同一種を群状に配置する形に変わってきました。 こちらの方がおしゃれでかっこいいと評価するべきなのかという難しさもあります。
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人工地盤
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人工地盤のデッキの上に植物がグリッド状に配置されています。 素材は同じでも配置を変えるだけで新しくなるのでしょうか。
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