・名称:神戸都心のまちづくり組織
・地区:神戸三宮都心地域
・概要:それぞれ活動する地区でのまちづくり(自律的継続的な環境改善運動)を行おうとしている
都心とはその都市の顔であるが
十数年前、御堂筋の景観問題(それまでの31m高さ制限を見直す)が話題の頃、大阪の顔を守れと主張する論者に、道頓堀こそが大阪の顔で、御堂筋のオフィス景観などどこにでもある、と言って不興を買ったことがある。いまでもそう思っているし、昨今の御堂筋の東京資本による商業ビル化を見るに、よけいに、そう思う。
今年でもそうだが、阪神タイガースが優勝すると市民(たぶん大阪市民は少ない気がする)が集まるのは、戎橋・道頓堀で官製パレードの御堂筋ではない。
神戸都心のまちづくり組織は
神戸の都心、三宮地域周辺のまちづくり組織は下図のようにほぼ全域をカバーしている。商店街組合など商業中心の組織は除いてである。
それらは、まちづくり協議会、景観形成市民団体、再開発準備組合などだけでなく任意の組合や集まりもあるが、共通するのは、市民(居住者・営業者、個人・法人を問わず)が主体の運動組織であることだろう。景観魅力の向上にとどまらず、安心防災から福祉健康にまで、その活動は広がっていくことが、予想される、あるいは、期待される。その先達が、旧居留地連絡協議会である。
都心のまちづくり、その担い手に
都心におけるさまざまな組織・まちづくりの担い手が想定されるが、経済活動ではなく、市民活動に向けた目標(ビジョン)と使命(ミッション)をどれだけ持つかである。