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名称:一番町三丁目地区まちづくり協議会
地区:仙台都心部・ぶらんど〜む一番町商店街
概要:一番町三丁目地区の地権者を有資格者として、有志が参加するまちづくり協議会
設立:2000年6月18日設立
会員:40人(2005年6月時点)
images/img33_33577654_0_0.gif 設立の背景と目的
 中心商業地区にふさわしい高度利用を目指したまちづくりが昭和63年から商店街組合によりスタートし、その成果として平成5年に高層アーケードを実現させた。
 以後、これを出発点に、中心部商業の停滞を自ら克服するマネジメント・マイセルフのまちづくりを目指して、地区関係者全員が協調して取り組むため、まちづくりルールである「地区計画」の合意形成を図り、それを土台に自主的なまちづくり活動を展開する、商店街を超えた組織となる協議会を立ち上げたものである。
images/img33_33577882_0_0.gif まちづくりの問題と課題
 仙台都心部商店街の個店は企業化が進んでおり、従来の家族経営から会社組織によるビジネス形態にすっかり変化してしまい、店主レベルでのつながりを前提とした互助機能中心の組合組織は制度疲労を起こし、役割を失いつつあることから、ビジネスを中心とした結びつきに立脚した組織づくりが新たに必要になっている。
 まちづくりは自ら(店主、商業者)が主体的に実践すべきものであることは自明だが、今日では街の維持管理の主体を店主や従業員といった人レベルにおいても持続が困難になっており、企業化した商店街の日常的な維持管理を担う組織的な取組みや運営システムが必要になってきている。
 とはいえ、他人任せでは維持管理の継続は見込みえず、その地区で土地を所有し、事業を営む主体の責任ある関わり方の新しい形を模索しなければならない状況にある。そのため、ひとつの例として、地区に財産・権利を有するものの責任を自ら「税」として徴収し、その資金をもとに、市民や専門家等との連携により、地区の管理をみずからの意思で行えないかという課題を模索中であり、
地区自治の新しい仕組み・組織の構築を目指している。


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まちづくり組織
仙台都心の活力維持に取り組む『一番町三丁目地区まちづくり協議会』
都市創造研究所 山ア洋二
2 ぶらんど〜む(高層アーケード)
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図1 一番町三丁目地区の位置
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