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ことが大切とのことであった。
images/img58_33398258_0_0.gif 「大阪水辺MAP」の発行
 ありそうでなかった水辺を切り口にした地域情報を集めた地図である。NPOの中心メンバー5名がエリアを分担し、実際に歩いて取材した生の声にこだわっている。水辺からまちを見るきっかけのひとつとして2004 年4月に発行された。
 なにわ探検クルーズの船内や国立国際美術館ミュージアムショップなどで販売されている。
images/img58_33398486_0_0.gif 「水上カフェ&バー」の企画運営
 2004 年秋には水都ルネサンス大阪実行委員会による「舟運まつり」事業の一環で、南天満公園前の大川に仮設設置された水上カフェ&バーを企画運営している。公共桟橋の利用促進実験ということで実施されたものであるが、水上タクシーとの相乗効果で9日間の期間中に2000人以上の来店があるなど大盛況であった。
images/img58_33398638_0_0.gif 引きつがれていく活動の広がり
 2005年7月にはそれまでNPOメンバーだけで実施していた定例会議を一般に開放した「公開会議」を実施し
ている。この公開会議を通じて、学生や主婦、建築士
など20代を中心とした若いメンバーが新たに加入した。
 NPOではその活動拠点として「SUITO cafe」を構想しており、現在候補地を選定中である。この「SUITOcafe」は水辺を体感できるカフェとして開放し、水都のシンボル的スポットにするとともに、水都大阪に関する書物や資料が閲覧できるライブラリー機能をもたせ、関連セミナーやイベントを開催する他、「大阪水辺MAP」を見て水辺を散策する人々の観光拠点にしたいと構想されている。また「水辺不動産」の活動をネット上だけでなく、実際の相談窓口として機能させたいとも考えてられている。
 毎回数十名が参加する「水辺ランチ」や100 人を超える関係者の協力を得て実施された「水上カフェ&バー」の実験などを通じ、水辺に関わる人の輪が確実に広がりつつある。これらが少しずつであるが水辺の活性化につながっている。

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図4 NPOが制作・発行した「大阪水辺MAP」
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図3 第1回の「水辺ランチ」に集まったビジネスマン
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図2 インターネット上で物件を紹介する「水辺不動産」
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図5 2004年10月末から9日間実施された「水上カフェ&バー」
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