〈大大阪サロン〉の開催[2005.3月、9月]
1回目は、長期にわたり空き家になっていた印度ビルディングを借り、「大大阪」にまつわるシンポジウム(橋爪紳也・中谷ノボル・酒井一光・岡絵理子氏を招いた)や、大バンからの提案、失われた近代建築の写真展等の展示を、屋上を利用したカフェも併せて二日間のイベントとした。集客数は約200名。
2回目は、現役で利用されている芝川ビルの一部を借り、実際に活用されているオーナーの話から、活用についての考えを深めようと「近代建築オーナーサミット」を開催。芝川ビル、江戸堀コダマビル、伏見ビル、北浜レトロ、生駒ビルヂングの各オーナーに出席いただき、オーナー同士の横のつながりの形成にも務めた。また、芝川ビルが建てられた当時花嫁学校として使われていたことの展示や、同時期に芝川家が造成した大正運河にまつわる展示、さらに、同時開催として印度ビルディングを二日間の雑居ビルとして活用する『印度ビルマニア』も運営し、両会場・二日間で約500人程度を集客した。