・名称:天神・渡辺通まちづくり研究会
・地区:福岡市天神
・概要:九州電力、福岡市、
福岡アジア都市研究所、地元商店街、西鉄など、多くの民間企業やNPOによる都心部のエリア・マネジメントをめざした組織
・設立:2004年5月
特徴
「天神ピクニック」は、主催者の異なる三つの社会実験「アメニティプロジェクト」「グッドチャリライフプロジェクト」「交通システムプロジェクト」が「憩いと魅力」の新しい天神づくりという共通の目標をめざしてリンクしたイベントである。母体となっているのは、「天神・渡辺通まちづくり研究会」で、都心部のエリア・マネジメントを福岡市に提案する目的で組織された。ここから、「天神モビリティタウン協議会」、社会実験を行なう「天神実験実行委員会」が組織された。昨年から年に一度の社会実験イベント「天神ピクニック」が開催されているが、今年は連携する組織が増え、2005年10月8日からにぎやかにはじまっている。イベントの主催は、「We Love天神協議会」(仮称)準備会。
目的とイベントの特徴
「天神ピクニック」では、天神地区の活性化と歩いて楽しいまちづくりを目指して、イベントに取り組んでいる。「アメニティプロジェクト」では、天神地区の公開空地、歩行者用道路、公園でカフェを開き、2002年から福岡市経済振興局の進める音楽イベント「ミュージックシティ天神」も同時開催している。福岡市交通局が音頭をとる「グッドチャリライフプロジェクト」では、自転車マナー向上を目指して、駐輪場を利用すれば協賛店で特典があるクーポン券の発行、自転車を押して歩く「押しチャリロード」の指定などを行っている。「交通システムプロジェクト」では、公共交通を利用すると加盟店で特典が得られる「乗ってエコとく!」や、天神近くの駐車場に自家用車を入れ、無料バスで天神まで来ることのできるフリンジパーキングなどの実験を行っている。