JUDI関西 「京都らしさを考える」 西斗志夫
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1 ワークショップの目的と方法

 日本の都市・都市空間を考える際に、 「京都」あるいは、 「京都らしさ」は、 避けて通れない課題のひとつである。

そしてその一方で、 その歴史の重み、 独特の人間関係をベースにした複雑な社会構造のゆえに、 安易に語りにくいテーマでもある。

   

 今回のワークショップは、 そのやや難解なテーマに敢えて取り組むことにより、 少なくとも「京都らしさ」の核心への手がかりをつかむことを意図して企画された。

そしてその手がかりへのアプローチのために、 ワークショップ形式による以下の方法により、 議論を進めることとした。

   

  1. 京都が色々な地域の集合体・連合体であるという認識のもとに、 個別の地域を扱う5つの小グループと全体論的テーマを扱う2つの小グループにより、 地域らしさ・京都らしさのグループ討論を行うこと。
  2. 関係地域で実際に店舗等の経営・創作活動を行っておられる方々や行政関係者・プランナーの参加により、 生活実感も含めた多彩なアプローチを試みること。
  3. 多様な都市像に迫るために、 参加者全員による多様な「らしさ」への議論を行うこと。

 ところで、 今回のワークショップには、 別の目的もあった。

それは、 11月17日神戸において開催される本フォーラムにおいてメインテーマとなる「神戸らしさ」「阪神間らしさ」を考える際の比較地域のひとつとして「京都」を議論の対象として取り上げるということであった。

   

 以下において、 ワークショップの概要報告を行うが、 討論の中で示された多様な「らしさ」論こそが、 京都あるいは一般的に都市の多様性に迫る鍵のひとつであると考えられることから、 無理にひとつの「らしさ」論にまとめることはせず、 議論の流れそのものを示すこととする。

   

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