13 これも同じく町の中からの山の景色です。 これはカトマンズ盆地の中のパタンという町です。 ダーバー・スクエアという町の中心部で、 正面にカトマンズ盆地をとりまいている山が見えております。 今ちょうど雲で隠れておりますが、 天気が良ければそこにヒマラヤのランタンリルンという山が見えてくるはずです。 こうゆう形で山が見えてくるという状態を継承していくことで、 世代を通じて、 住んでいる人や外から来る人にも共通して持てる風景を、 町に提供することができるのではないかと考えております。 そういった上ものにとらわれない、 上もののあり方に左右されない基盤としての風景というものを、 「共有の資産」として、 町にどうやって残していくか、 あるいは伝えていくかが大切になっていくのではないかと思います。前に 問題提起2目次へ 次へ
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