時間の経過を忘れて仕事や制作に没頭できるような24時間型の環境から新しい産業や芸術の芽が開き、 都市を支える大きな仕事が育つ。
ネオンきらめく都市などという表層イメージが優先し、 具体の都市づくりとの接点を欠いたところがあったといえる。
今こそ本物の24時間都市づくりにパワーを注ぐべき時であると思う。
行方知れぬ未来に向うためには、 時間の経過を忘れるほどに人を熱中させる機会や場所が溢れていなければならない。
このための空間・装備や関連支援サービスなどを提供する24時間体制の都市のなかで、 新しい産業もまた開花することになるのだろう。
これらの背景として、 朝まで生テレビ型の酒付きの議論・遊びや食べ物や飲み物をはじめ多種の屋台が並ぶ夜店・夜市もまた必要になる。
このような本物の24時間都市から、 未来につながる本物の情報発信が可能になるであろう。