最後に紹介するのは、 人間と大地の関わりを考えたデザイン、 我々はユニバーサルデザインと呼んでいるのですが、 バリアフリーから少し進んだ考え方のことです。 障害者のための特別な施設を作るのではなくて、 その配慮によってすべての人も楽しめるという考え方です。 そうでないのならばやらない方がいい。 なぜこの話をするかというと、 大地の起伏を考えた場合、 障害者の問題は常につきまとうことだからです。
起伏とユニバーサルデザイン
小浦:
有り難うございました。 スライドを通して、 いかに人が大地に手をかけてきたか、 これからどう手をかけていけばよいかについて、 「連続性」「バランス」「風景づくり」をキーワードにして議論をさせていただきました。 これでこのセッションを終わります。