私は神戸をテリトリーとして参加型まちづくりに取り組んでいます。 阪神・淡路大震災の折りにはJUDIのみなさんにも大変ご心配をかけ、 お見舞いもいただいてありがとうございました。 今日のテーマである「参加型の都市環境デザインをさぐる」について、 私はまちづくり分野を担当させていただくことになりました。
参加型都市環境デザインはまだその概念を定義できていませんが、 私のやっている仕事もそれに関わる事ではないかと思います。 そこで、 今日は岡本を例として取り上げ、 岡本で行われている活動をみなさんに聞いていただきたいと思います。 報告の進行としては、 私が問いかけをして、 まちづくり協議会の会長をしておられる西崎さんに答えて頂くというトークスタイルを取りたいと思います。
西崎さんは18年間まちづくり協議会の会長をされているのですが、 本業はお医者さんです。 地域の中で開業医をされていて、 お忙しい合間を縫ってまちづくり協議会の仕事もされています。
西崎:
私が岡本でまちづくりに関わってもう18年になります。 まちづくりコンサルタントの方々にもいろいろとお世話になっています。 今日は、 古い町が新しい時代に即して変化するとき、 どう対応していけばいいのかをお話ししたいと思います。
岡本の街は、 ポートアイランドや六甲アイランドのように埋めたてて新しい街をドンと作った街とは全く違います。 明治時代からの建物やいろんな名所旧跡があります。 そういうものを取り入れながら、 時代に即したまちづくりをしていかねばなりません。 そういうところに我々の苦労があります。
はじめに
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