参加型都市環境デザインをさぐる
左三角
前に 上三角目次へ 三角印次へ

シェラプラン 河本一行

住民参加による「地域の看板」づくり

町内19地区のイメージをコンセプトにして住民の手で制作した看板
三重県南勢町

 

改行マーク三重県南勢町では、 過疎化、 高齢化対策として、 広域から人々を集客する交流事業の推進に力を入れている。 本事業は、 訪問客に地域のことを紹介し、 また、 地域の住民も自分たちのまちを再発見し、 地域内、 地域間の連携を高めることを目的としてH.7年度に実施された。

改行マーク制作に際しては、 町内19地区住民の意見を反映し、 各地区が特色ある看板づくりをめざすよう、 日頃から地域振興にかかわりをもつ活性化グループ等の住民に働きかけた。 町では、 専門業者の紹介と、 看板の制作・工事費を提供し、 看板の内容については、 各地区住民の自主性にまかせ、 あえて、 統一しなかった。 このため、 地区ごとに各種のバラツキがあり、 住民や地区の特徴が現れるものとなった。

画像02a
町内に点在する19の看板
改行マーク看板の制作のために、 住民自身が自分たちのまちを考える良い機会にもなり、 また住民同士のコミュニケーションが強まり、 住民の集客交流事業への理解や、 行政と住民とのコラボレーションの推進に役立ったという。

改行マーク以下に、 住民の手による看板を紹介する。

左三角前に 上三角目次へ 三角印次へ


このページへのご意見は前田裕資

(C) by 都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai

JUDIホームページへ

学芸出版社ホームページへ