三重県南勢町では、 過疎化、 高齢化対策として、 広域から人々を集客する交流事業の推進に力を入れている。 本事業は、 訪問客に地域のことを紹介し、 また、 地域の住民も自分たちのまちを再発見し、 地域内、 地域間の連携を高めることを目的としてH.7年度に実施された。
制作に際しては、 町内19地区住民の意見を反映し、 各地区が特色ある看板づくりをめざすよう、 日頃から地域振興にかかわりをもつ活性化グループ等の住民に働きかけた。 町では、 専門業者の紹介と、 看板の制作・工事費を提供し、 看板の内容については、 各地区住民の自主性にまかせ、 あえて、 統一しなかった。 このため、 地区ごとに各種のバラツキがあり、 住民や地区の特徴が現れるものとなった。