地域計画建築研究所 岡本壮平/堀口浩司
構想段階への住民参加
石生駅西側地区の土地区画整理事業―緑条例に基づく整備計画素案の作成
兵庫県氷上町
写真1:講演会の様子 |
写真2:ワークショップの様子 |
(2)住民主役のワークショップ・プログラム(写真2)
住民が意見を出し合い、 とりまとめ、 発表し、 意見が対立する場合は全員で議論するプログラム設定。
写真3:ワークショップの様子 |
まちのイメージづくりや土地利用構想の検討にイメージ写真を活用し、 建ぺい率、 容積率、 高さ制限、 敷地規模、 垣柵の構造などのルールの検討には模型を活用し、 具体に理解しやすい表現で合意形成を支援。
ワークショップは5回行われ、 まちづくりの目標や土地利用構想のほか、 建物用途、 建築物、 緑化、 景観などに関するルールを内容とする「緑条例に基づく整備計画素案」として結実した。 現在、 地元では「まちづくり協議会」の結成に向けて関係者の努力が続いている。