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大規模開発地周辺農地のための用水の維持

神戸市複合産業団地における取り組み

日本都市総合研究所

加藤 源

 私はこれまで沢山のプロジェクトに係わってきていますが、 環境との共生をテーマに掲げたプロジェクトはなく、 今回の呼びかけもパスしようと考えていました。 そんな折、 前田裕資さんから、 かって(昭和60年〜62年) 神戸でやったプロジェクトが事例として面白いのではとのアドバイスをいただき、 急遽投稿に及んだ次第です。

 具体的には以下の通りです。 フォーラムでの議論の題材の一つに加えていただければと考えています。


プロジェクト「神戸市複合産業団地「の概要

 西神ニュータウン東端の西神自動車道沿いの面積約250 haの大規模な土地を工業団地造成事業、 流通業務団地造成事業並びに任意の開発行為により、 全面買収方式で面的に開発しようとするもの。

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図1 地区の現況と開発区域
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図2 造成の大筋の考え方
 地区は、 複雑な地形の丘陵地(図1)で、 ポートアイランドII期及び神戸空港の用地を造成するための土砂を確保することもあり、 大規模に丘陵地を削り取ろうというものであった(図2)。

 一方、 地区は農用地に指定された農地(水田)によって三方が囲まれ、 用水の確保が課題とされていた。


計画概要

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図3 公園、 緑地整備の方針
 計画に際しては、 土地利用計画、 基盤施設計画等を事業手法と対応させながら検討を深めていきましたが、 農地への用水確保については造成計画と密接に関連することから、 以下のように計画しました。

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