JUDI 10周年記念事業

第9回都市環境デザインフォーラム・関西


環境共生型都市デザインの世界

2000. 11. 2
 
 

by成瀬惠宏
 「地球環境保全、環境共生」は、環境や文化をも含めた都市のアメニティをデザインしなければならない我々が、正面から取り組まなければならない課題である。
 すでに我々の分野からビオトープや屋上緑化といった技法の提案・実践、あるいは建設省や環境庁のモデル事業等が提案されている。環境共生のシステムとして、具体的な形が徐々にできつつあるものの、散発的/断片的なイメージが、市民の間で一人歩きしそうな気配も感じられる。
 都市環境デザインの専門家として、この事態をどう受け止めるべきなのだろうか。
 我々は環境共生デザインがアメニティを高めるものでなければ、広範な支持を得続けることはできないと考える。求められるのは人々の価値観の変化を的確に捉えた都市環境デザインであるに違いない。
 では、どういう場所で、どういう条件のもとに何をすべきなのか。
 そこで20世紀最後のJUDI関西フォーラムでは、「地球環境保護・環境共生」という課題を徹底して都市デザインの問題として取り上げたい。要素・技術を並べ立てるのではなく、たとえおぼろげなりとも目標とすべき総体的都市像を明らかにし、そこに的確に位置づけられた環境デザイン実践の糸口を浮かび上がらせ、21世紀の都市デザインの方向をさぐる活発な議論を期待する。
山崎正史

■記録

講演記録
当日の講演を使用されたスライドなども含めたフルバージョンで掲載しております。

■日 時


■会  費

会員・学生1000円/一般2000円(資料代込み)
定員200名/会員優先/申し込み先着順

■主  催

都市環境デザイン会議関西ブロック

■後  援

建設省近畿地方建設局、滋賀県、大阪府、兵庫県、大津市、大阪市、神戸市、京都市、都市基盤整備公団、(社)土木学会、(社)日本建築学会、(社)日本造園学会、(社)日本都市計画学会、(社)日本建築家協会、(社)再開発コーディネーター協会、(社)都市住宅学会、日本デザイン学会、日本都市計画家協会

■協  賛

日本興業梶A帝金梶Aコトブキ梶Aヨシモトポール梶A活幡デンキ製作所、松下電工梶A金門電気梶A関西電力梶A大阪ガス梶A潟с}ウ、三菱アルミニウム梶A鰍hNAX、劾TTファシリティーズ


■同時開催JUDI写真展

「環境と共生する都市」を表現するヴィジュアルを集め、ならべることで、これをヒントにフォーラムの議論を深めることが目的で作品を募りました。

■11月3日JUDI大賞公開選考・授与式

本フォーラムに続いて行われる都市環境デザイン会議10周年記念全国大会。良いまちの空間や、まちづくりの運動などを取り上げ、JUDI大賞を参加者全員で選びました。

■11月4日見学会

併催見学会−湖国滋賀の歴史と文化・宇治平等院を訪ねる。
大津坂本、近江八幡、琵琶湖博物館、宇治平等院と京懐石の4コースを準備しました。


都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai

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貴方は人目(2000.7.28〜)の訪問者です。