都市環境デザインを目指す若者集まれ
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公共空間の維持管理の難しさ

画像sa009
写真9 大黒橋
改行マーク写真9は道頓堀川に架かる大黒橋です。 先ほどの周防町通もそうですし、 大黒橋もそうなのですが、 美観を維持していくのはなかなか難しいものです。 四六時中番をしているわけにもいかず、 また汚れたり、 壊れたりすればすぐにやり直すというのも予算的に出来ませんので、 我々が頭を悩ましている問題です。 ただ、 ブロークン・ウインドウ・セオリー(割れ窓理論)といって、 壊れた状態を放置すると管理が手薄ということで、 更に壊されるという傾向もあり、 地域の方の協力を得て美観を維持していく方策を考えていくことが重要となっています。

改行マークまた、 景観整備にいろんな種類の舗装材・ファニチャーなどを使ってきましたので、 種類が非常に増えております。 そうすると補修のためにその材料を確保する必要があり、 コストにはねかえったり、 また在来のものとなじまなかったりします。 これからの景観整備の大きな課題で、 美観に優れた状態を効率的に維持していくことが求められています。

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