根津:
これから「船場を遊ぼう」「船場で学ぼう」「船場に住もう」「船場を伝えよう」というソフトプログラムを順にご説明します。
この提案はきちんとした裏付けがあるものではなく、 私達のいろんな思いをぶつけた部分です。
ではまず「船場を遊ぼう」を説明します。
これは船場にある資源を活用して、 平日の夜や土曜や日曜日、 祝日の人の賑わいをつくり出しそうというものです。 船場の風景がイベントによって彩られ、 みなさんに行ってみたいと思われるようにしたいという狙いです。
船場まちフェスタといったイベントを、 狙いに沿ったコンセプトでいろんな人にやってもらおうと考えています。
具体的なイベントプログラムとして次のものが考えられます。
7 船場を遊ぼう(船場まちフェスタ)
再生のソフトプログラム11 証券取引所立会場での公開オークション
図28 大阪証券取引所 |
図29 北御堂前の階段 |
同様のことがいろんなネットワークでも話題になっているようです。 御堂筋ルネッサンス懇話会は地元の連合町会や長堀21世紀計画の会、 大阪21世紀協会などが名を連ね、 中央区役所が事務局でやっているところですが、 ここからも休日の御堂筋を歩行者天国にしたらどうかという提案がされているようです。
そのような見方をされる方が他にもたくさんいらっしゃるわけですから、 この場所を是非特設ステージにしたいと考えています。
どうも日本では、 人が写っていると絵はがきの絵になりにくいという感覚があるようです。 海外では、 何気ないまちかどで子供達が鳩に餌をやっている風景が絵はがきになっています。 そんな絵はがき、 人が絵になるような絵はがきを船場でつくれないかというのが、 この研究会であがった話題の一つです。