行ってみたい大阪・船場
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11 船場を伝えよう
船場再生のソフトプログラム5

 

(1) 船場シアター

 船場再生のソフトプログラム5では、 歴史ある船場の文化を伝える、 また変化し続ける新しい船場の姿を伝えるということを考えます。

 まずは伝える場所が問題です。 「船場シアター」と銘打っていますが、 これは新しい劇場やホールを作るということではなく、 その拠点は今ある古い建造物、 例えば証券取引所でも構わないし、 木造家屋でもいいと思っています。 いろんなイベントはその時々で場所が変わり、 小学校や教会がシアターになることもあれば、 屋外の公園や大階段、 ビルの屋上だったりしても良いと思います。

 結果として、 船場というまちがシアターになればいいのです。 劇場のような閉じこもった空間でこっそりやるより、 いつでもどこでもシアターになれる、 次はどこがシアターになるか分からないという方がよっぽど面白いと思います。


(2) パブコンの提案

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図42 パブコン(public Conputer)のイメージ
 現代では情報伝達の手段としてパソコンがなくてはならないものになっていますが、 船場の情報をまちかどで気軽に公開したり発信するために、 パーソナルではなくパブリックなコンピュータを設置してはどうでしょうか。 これを「パブコン」と名付けてみました。

 私の会社は南船場にありますが、 あまり船場については詳しくありません。 例えばまちの名前も古い地名がたくさんありますが、 私の会社がある博労町がなぜ「ばくろうまち」というのかも知りません。 船場は歴史あるまちですし、 意外と知られてない情報がたくさんあるはずです。

 場所については駅や主要交差点、 公開空地などに設けて、 そこにはタウン誌なんかもおいてあるというものにすればいいと思います。 また、 声で案内するのもいいんじゃないでしょうか。 船場ゆかりの歴史上の人物が案内してくれるという趣向も、 面白いかもしれません。


(3) 段位式サイトリンクシステム

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図43 段位式サイトリンクシステム
 またもっと広くホームページでも情報を発信していくことが考えられます。 しかし、 これまでの検索システムでは、 いろんなレベルの情報が一気に検索されてしまってわかりにくいということがありました。 そこでいろんな情報をいくつかのレベルに分けて、 最初にアクセスした人には一般情報を提供し、 ゲーム感覚で何かをクリアすると段々マニアックな情報も見られるようになるという仕組みが面白いと思います。

 情報がレベルによって整理されている分かりやすさと同時に、 何回見ても新しい発見があるということで、 エンタテイメント性もあって楽しく見られると思います。 中には裏技、 裏情報、 隠し情報なんかあったりするのも面白いと思います。

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