生きた公共空間、生き生きとした公共空間
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JUDI公共空間利用実態調査

 

 昨年JUDIで行った「公共空間利用実態調査」は、 都市づくりパブリックデザインセンター(UDC)との共同研究として実施されたものです。 その目的の一つは、 都心部の公共空間を積極的に活用することで都市に活気を呼び戻そうという中心市街地活性化にありました。

 公共空間が積極的に利用されている事例について、 JUDIの全国9つのブロックごとに各10ヵ所くらいずつ、 計100事例ほどを調べました。

 この調査についてJUDIの方からメールで呼びかけがあったのですが、 興味を持って返事をしたのが私しかいなかったというわけで(笑)、 生活環境問題研究所の山本さんに事務局的な仕事をやっていただきながら調査を実施することになりました。


調査の枠組み

 関西ブロックの調査対象事例には、 道路、 公園、 河川といった公有地を中心に、 その他公開空地など我々が特に興味を持った場所を含めて、 計11ヶ所を選定しました。

 今日はこのうちいくつかの事例をご紹介したいと思います。

 
 ●調査対象
    〈道路空間〉
      (1)「御堂筋のオープンカフェ」 2000年・2001年と御堂筋の大丸前で行われたイベント。
      (2)「神戸ルミナリエ」 震災以降神戸の大きな行事となっている。
      (3)「天神まつり」 大阪の伝統的な大きな夏祭り。
      (4)「京都市まちなかを歩く日」 国土交通省の事業でもあり、 2000年秋に社会実験的に取り組まれたイベント。
    〈河川空間〉
      (5)「加古川レガッタ」
      (6)「鴨川の納涼床」 昨年のJUDI大賞を受賞した。
    〈公園〉
      (7)「御津公園」 アメリカ村の三角公園として知られている。
      (8)「大魚夜市」 堺市大浜公園で年1回行われている。
    〈上記以外〉
      (9)「ポンテ広場」 OCATの地下広場
      (10)「京都駅ビルの有効空地」
      (11)「千里ライフサイエンスセンタービルの公開空地」 最近増えているアトリウム型の広場

 
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