古の中のアヴァンギャルディズム
左三角
前に 上三角目次へ 三角印次へ

 

質疑

 

司会:

 ありがとうございました。 ご質問はございますか?

長沼:

 蔵はどのへんが先にいたむのでしょうか。

上山:

 やっぱり棒漆喰関係です。 黒くなってきます。 昔は水を弾くように油を入れて葺く事もあったのですが、 そううると瓦の裏側に油がかかるんです。 それが目立つので油をいれるのはやめました。 雨、 風にあたるので痛みやすいところです。

長沼:

 何年ぐらいで壊れはじめるのでしょうか。

上山:

 施工に手抜きが無かったら相当もつでしょう。 施工がダメなときは15年ぐらいで落ちる場合もあります。

長沼:

 古い瓦が足りない場合はどうするんですか?
上山:

 焼いてもらいますが、 新しいものはつやがありますので、 これを黒ずませ古く見せる方法もあります。 それが出来ないときはワイヤーブラシでこすってつやを取ります。

会場:

 小舞竹はどんなものを使うのですか。

上山:

 大壁の場合は3年以上生育した秋に伐採した竹を使います。 春に伐採すると虫がくるんです。 今は防虫加工していますが、 昔はそういう方法がなかったからです。

 今は防虫加工をするため、 外国の製品を使ったりもしています。

左三角前に 上三角目次へ 三角印次へ


このページへのご意見はJUDIへ

(C) by 都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai

JUDIホームページへ
学芸出版社ホームページへ