古の中のアヴァンギャルディズム
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レクチャー3

みどりの歴史資産保全と市民のくらし

樹木医 山本利幸

 

司会(山本茂)

 昨日の阿智神社の参集殿に続き、 今日も新渓園・敬倹堂という素晴らしい会場を用意していただきました。 この建物は、 倉敷の立て役者、 大原家の別荘として使われていたそうですが、 落ち着いた良い雰囲気の中で進めていけると思います。

 ここの庭も素晴らしいのですが、 今日の最初の講師はこの庭を10年前に修復された樹木医の山本利幸さんです。

 山本先生は昭和32年に東京農業大学農学部造園学科を卒業され、 その年に岡山県土木部都市計画課に就職されました。 2年後には後楽園事務所に技師として移られ、 5年後には岡山県土木部の公園緑地課係長になりました。 昭和45年には再び後楽園の事務所長の職につかれ、 その後は平成3年まで後楽園に勤務されました。 その間も、 昭和55年からは環境保健部参与として自然保護関係も担当されたとのことで、 幅広く緑関係の仕事に従事されてきた方です。

 平成3年に県を退職されてからは樹木医の資格を取得されて現在にいたります。 緑関係の著書も何冊か出しておられ、 岡山の緑については第一人者でしょう。

 歴史的な町並みを語る上で緑は欠かせない存在ですが、 今日は山本さんに緑をどのように守り育てていけばいいのかを、 市民との関わりの中で教えていただきたいと思います。

 ではよろしくお願いいたします。

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