京都は再生するか〜百年後の水と緑をデザインする
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パート1「百年の夢を形にする」

立命館大学 久光 敢

 

 

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感覚的な部分に訴える

 これまでのワークショップには、 小学生から年輩の方まで、 多くの幅広い年齢層の方に参加していただきました。 今回、 ワークショップであがってきた内容をこちらで消化して発表させていただくわけですが、 幅広い年齢層に伝わるように発表するためにはどうすればよいのかを、 まず考えました。 そして単純に楽しいとか楽しくないとか、 面白いとか面白くないとか、 そのような感覚的な部分に訴えるものが良いと考えて、 紙芝居的な発表をさせていただきます。

 これから百年後の城巽のイメージを、 「水と緑」というテーマのもとに、 そのなかで生活する人々のライフスタイル、 百年後の都市の中でどういう生活をすれば楽しく暮らせるのかということを示していきたいと思います。 今回色々絵を見ていただくわけですが、 いわば風景を見ていただくことになります。 ただ、 見ていただくだけでは面白くないので、 ある二人の主人公を設定し、 その一人の主人公の目から見た一日の生活のストーリーを見ていただくことにしました。 それは、 地蔵盆がおこなわれる一日です。 二人の主人公は、 一人は少女で、 もう一人は年輩の男性という設定になっています。

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