集客等を梃子としたテーマ別都市再生などの動き
文化集客アクションプランの策定
続いて、 大阪市ではどんなことを考えているかを紹介していきます。文化集客アクションプラン
文化集客アクションプラン(ゆとりとみどり振興局作成)は「魅力あるまちづくり」「ビジター」「滞在型」などのキーワードで国際集客都市を目指そうというプランです。 観光ボランティアの育成など実現には時間がかかるだろうと思います。 ただ構想として大阪市が持っていることを紹介しておきたいと思います。 詳しい内容については大阪市のホームページを見て下さい(ゆめとみどり振興局 http://www.city.osaka.jp/yutoritomidori/information/index.html)。ビジターによる市内総生産
ビジターによる市内総生産 |
大阪市都市再生緊急整備地域 |
まず大阪駅の北ヤードのコンペについては、 先日、 中央公会堂でそのコンペの応募作品を公開しました。
中之島地区では、 京阪鉄道の延伸も予定されており、 事業者にはすでに京阪が決まっています。 国立国際美術館を招致など、 様々の文化施設の集積を図りパリのシテ島のような文化集客地区を目指しています。
御堂筋周辺の動きとしては、 すでにJUDIでも話題にのぼりましたが、 オープンカフェを行ったり、 国交省が道路管理者と共に社会実験をしております。 また、 この周辺ではいろんな会社がまちづくりNPOを組織していますので、 まちづくり関係のイベントなどソフト面を繰り広げていくと思います。 もちろん、 御堂筋も景観に配慮した都市再生をしていきます。 街の特徴を出した整備になると思います。
道頓堀水辺整備 |
今はJRなどの民間会社が川に船を浮かべる社会実験を行っていますが、 将来的にはそんな動きと連動して「水の回廊」を作っていけたらと思っています。 そうした動きが始まると御堂筋の諸団体も参加するようになるのではないかと期待しています。
大阪市では、 このように都市再生と集客を「水都再生」をテーマにして重要施策として位置づけています。
では、 続いてUSJを活用したまちづくりの可能性について考えてみます。