ミニ社会実験:リバーカフェ
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大阪の水辺の現状と課題

 

森山

 社会実験をするにあたって、 大阪の水辺の現状と課題を整理しました。

 メンバー7人の考えを、 7つの視点として整理しました。

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建物は川に背を向けている
 1つ目は、 建物が川に背を向けており、 川沿いが裏の表情になっている点です。 建物から川に出られるようになれば表情も豊かになると思います。

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住宅と川が分離
 2つ目は、 せっかく川沿いに建つマンションなどでも川と分離されている点です。 1階の庭と川をつなげるようなことができれば、 川沿いに住む魅力がもっと出てくるのではないかと思います。

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死んだ空間、 対岸は素晴らしい景色
 3つ目は、 堤防と建物の間に死んだ空間ができてしまっている点です。 バラ園の南側は、 対岸にすばらしい景色があるのですが、 死んだ空間が続いています。 建物の1階部分が堤防と同じ高さであるので、 ここにデッキなどを架けたら良い空間になると思います。

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意外と知られていない「四つの川で囲まれるエリア」、 形骸化しつつある「水の都」
 4つ目は、 大阪に住んでいる人も意外と4つの川に囲まれていることを知らないという点です。 川遊びの面白さをもう少しアピールし、 ブランド化してはどうかと思います。

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水上バスは運行しているが、 利用者は少なく、 運営が大変
 5つ目は、 水上交通に関係する問題です。 現在も大阪水上バスが運行されていますが、 利用者が少なく、 運営が大変な状況になっています。 これは水上バスだけの問題ではなく、 川沿いに魅力的なビルなどの面白いものがないこともひとつの要因であると考えられます。

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歩道も一般の歩道みたいでそっけないし、 欄干も奇麗に見せたい
 6つ目は、 橋に対してあまり気が配られていない点です。 大阪は橋のまちとも言われていますが、 もう少し欄干をきれいに見せられるのではないかとか、 一般道の歩道のようでそっけないのではないかと思われる橋が多く見られます。 夜間にライトアップするなどの工夫をしても良いのではないかと思います。

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せっかくの川沿いの緑だが、 道が行き止まり
 7つ目は、 折角の川沿いの緑が途切れ、 川沿いの緑道も行き止まりになっている点です。 ホームレスに占領されて通行できないという現状もあります。

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粋なお店
 一方、 頑張っている粋なお店も最近見られるようになってきました。

 店の1階のテラスが道頓堀川の堤防のギリギリまで張り出しています。

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粋なお店
 東横堀川にも、 民地と河川区域の境界にあるフェンスのギリギリまで張り出している店があります。

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粋なお店
 道頓堀と堺筋の交差部にある非常に雰囲気の良い店です。 2階が全部オープンエアーになっており、 橋を歩く人を見ながらお茶を飲めるようになっています。

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粋なお店
 大阪ドームの少し西側にある店です。 今回の社会実験でお世話になった山崎さんが運営しており、 接岸したボートの建物をカフェとして利用しています。

 7つの課題に対する提案として私達は、 人々に川辺の魅力を伝える最も効果的な方法として、 水上に浮かぶカフェ『リバーカフェ』を現況の法的規制の中で合法的に実施することにチャレンジしよう、 ということになりました。

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