では、その駒ヶ林町1丁目でどのような取り組みをしてきたか、住民さんの取り組みを主として説明します。これは平成12年からですから、もう6、7年になります。 2。駒ヶ林町1丁目地区の取組み
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ご存じの方も多いと思いますが、震災後の空地では例えば雑草問題や虫の問題、あとはゴミ捨て場になってしまうといったことが地域の課題として残されています。駒ヶ林にもこのような所がありました。
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整備を進めて現在はこのような形になっています。 このようなかたちで、住民と行政が一緒になって進める事業が始まっていきました。
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まずは駒ヶ林の1丁目の中だけ、全世帯(120世帯)にチラシを撒き、集まった住民の方とワークショップをやっております。だいたい来られるのは自治会の役員さんが中心になります。
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住民さんと一緒にお話し、実際に道幅を測ったりしながら良い道幅はどれくらいだろうかを確認しました。これまで3回くらい皆さんとお話ししていますが、大きな方向性として、住民の皆さんが望まれるのはだいたい2.5〜2.7mくらいだということです。 そこで4mの道幅のうち、まず2.5mの幅をとってその両側に幅100mmのレンガを置き、残りの750mmは各自の判断で鉢植えなどを置いても良い範囲といった具合に、みんなでルールづくりをしました。
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これが整備前の路地の様子です。
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舗装材料についても皆さんといろいろ検討しました。昔の路地の土っぽい感じが良いということで、そのような素材を担当の行政の方と探した結果、このような道になりました。 完成式には住民の皆さんに集まって頂き、プレート設置式など、簡単なイベントを催しました。
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また、駒ヶ林はいかなごくぎ煮の発祥の地だというので、近所のおばちゃんにいかなごくぎ煮を焚いてきて頂き、誰のが一番美味しいだろうかというコンテストも開催しました。
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ワークショップではこのように住民の皆さんに集まって頂きまして、発表して頂いたり、いろんなテーマについて、どうなったらいいだろうということを話し合いました。 構想の言葉も、皆さんで一つずつ語句を検討して決めていきました。
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駒ヶ林町1丁目まちづくり構想(案)
駒ヶ林町1丁目まちづくり構想(案)
出来た構想はこのような形になっています。基本目標と五つの大きな方針と、具体的な活動誘導のための整備の方針が決まっています。
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