路地からのまちづくり
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近隣住環境計画の実例

 

うるおいのある路地タイプ

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近隣住環境計画の実例・うるおいのある路地タイプ
 
 近隣住環境計画の最初の実例をご紹介します。

 「うるおいのある路地タイプ」というものです。地域の方が快適で緑豊かで自動車の通行がいらないという街をつくりたいということで、平成11年くらいから活動を始めました。

 こういった路地や2項道路でも、道路である以上は花壇を設置できないのですが、この通りでは近隣住環境計画を結び、ある範囲内で花壇を作ってもいい事になっております。

 敷地は道路中心から2mバックした4m道路ですが、車やバイクの通るいわゆる道路部分は幅員2.5mとしています。そして両側75cmずつは花壇にしていいことになっています。

 ただし緊急の場合を考慮して、植栽の高さはおおむね20cmまでとしています。このうるおいのある路地タイプを平成12年に告示しました。


向こう三軒両隣すまいづくりタイプ

 いわゆる連担設計です。

 連担設計の基準は神戸市にもありますが、近隣住環境計画を定めた場合それらの基準を緩和することが出来ることを定めています。認定制度の二段階構成みたいな考え方です。

 ただし、この実例は未だにありません。ですから、神戸市における近隣住環境計画の実例は、今のところ先ほどの「うるおいのある路地タイプ」だけです。

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