( アニメの上映 )
アニメは今年(2007年)3月に出来ましたが、半年ぐらいかけて作りました。作る上で苦労したのは、「エコ村」と聞いてそれを人間の生活に置き換えたときに、どう描けるかという点です。太陽光パネルや風力発電を前面に出すのではなく、「原点に帰る生活」を描くことがエコ村のあり方ではないかと考えるようになりました。
研究室のエコ村参画
コンピューターグラフィックス技術を提供
我々は産学連携という形で、平成16年の10月から参画をしてきました。私たちはコンピューターグラフィックスを扱っていますので、デザインしたものを3Dにして、人の目線からはどう見えるかということを検討していきました。事業者内部で検討する一方、行政協議が継続して行われ、協議の結果どんどんプランが変更されてきました。その過程においては、幹線道路のデザインなども提案しました。その他にも良好な環境尾といわれる住宅地の調査として東京の高幡鹿島台を訪問したり、調整池を上手く活用したコミュニティポンド事例として堺市を訪問しました。
調整池を作るときに自然流下で流そうとすると、結果的に地盤レベルが上がるので、沿道に対しては高い擁壁ができてしまうことがわかりました。そこでCGでの検討などを通じて自然流下型を止める方向で計画を進めていったということもありました。
エコ村ライフを描くアニメーション
その後、エコ村ではどのような暮らしが実現できるのかをデザインしてみようということになり、エコ村ライフを伝えるためのショートフィルムを制作しました。
このページへのご意見はJUDIへ
(C) by 都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai
学芸出版社ホームページへ