コンバージョンが街をおもしろくする
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産業遺産をコンバージョン

 

●貯木場のフローティングハウス

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 これは大阪の港の方の貯木場です。僕は実家が材木屋だったものですから、子どもの頃は親父についてよく行っていて、その時は木がたくさん浮いていたのですが、今はもうそんなことはしていません。ですから貯木場が余ってきている。そこで埋め立てて分譲しようとした会社があったんですが、コストが合わないらしい。

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 これはうちがやったのではないのですが、実験で地主さんの会社がフローティングハウスをつくられました。

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 知り合いの会社なので見せてもらいました。こういうのも、ありなのかなと思ったのですが、ただこれはちょっとコストがかかりすぎたとのこと。私有水面なので、こういう水面の利用も一つの手法なのかなと思います。


●造船所跡の再開発

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 これは東京の豊洲の商業開発で、何十年もかけて再開発したところです。

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 造船所跡をうまく使って、ドックをそのまま残しています。そこに水上バスが来て、買物したい人が船で行けるようになっています。どこも同じような商業施設ではつまらないので、こういう元々の記憶というか、遺産を使ってやったら、新築でやるにしても、他と差別化できて、街の歴史も継承されて良いのではないかと思います。

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