「水都大阪」の再生  川の駅 はちけんや 誕生
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B1階、 1階の川とのつなぎ方

 

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賑わいでつなぐ
 
 僕は川と施設をどう近づけていけばいいかを考え、B1階ではガラス戸を全開放することで川と建物を近づけました。

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川側ファサード バルコニー案とひさし案
 
 1階のレストランの川側ファサードでは、約10度、ガラスを川側に傾けています。1階のレストラン部分は川面から約5メートルぐらいの落差があり、眺望が非常に良いので、それをいかに近づけるかということでガラスに傾きをつけたのです。そうすることで、川が近くに見えるのではないかと思います。

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川側ファサード バルコニー案とひさし案
 
 特に夜は、天井の照明をグレアレスにしておけば、ガラスに自分の顔が映ることなく、夜の川面がよく見えます。また、昼間はガラスが鏡効果によって、船から見るとガラスに自分たちの乗っている船が映るんです。

 もちろん、ガラス面を傾けることで費用もかかりますし、ガラスが落ちないよう安全面にも配慮する必要が出てくるのですが、こういう効果があるからと事業主さんに理解を得ながらデザインを進めました。

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