都市環境デザイン会議関西ブロック

 

2009年度第7回都市環境デザインセミナー記録

「水都大阪」の再生〜川の駅 はちけんや 誕生〜

高原浩之、吉野国夫、中野弘巳


趣旨

 八軒家浜は平安時代には、熊野古道の起点として、江戸時代には京都と大阪を結ぶ30石船が頻繁に行き来する大阪の川の玄関口でした。
 平成13年、政府の都市再生プロジェクトとして、位置づけけられた「水都大阪の再生」事業は、大川〜堂島川〜土佐堀川〜東横堀川〜道頓堀川〜木津川などロの字形の水の回廊を活かし、かつてのような賑わいある水辺を目指すプロジェクトです。
 天満橋と天神橋の間に八軒家浜の岸岐が再生され、公園整備とあわせて床面積約1350m2の施設「川の駅 はちけんや」の整備が進められています。1階にレストラン、川沿いのB1階には、観光船案内所と情報発信施設が8月1日にオープンしました。
 今回のセミナーでは、第1部として施設の見学会を企画しました。
 第2部のセミナーでは、3人の講師から「八軒家浜とまちづくり」、「八軒家浜賑わい施設の設計プロセス」、「これからの八軒家浜への期待」と題して、語っていただき、まちづくりの専門家として、「水都大阪」の再生に向けた展望などを議論いたしました。
高原浩之



記 録

三角印八軒家浜とまちづくり DAN計画研究所 吉野国夫 三角印八軒家浜賑わい施設「川の駅 はちけんや」の設計プロセス HTAデザイン事務所 高原浩之 三角印これからの八軒家浜への期待 NPO法人水辺のまち再生プロジェクト 中野弘巳 三角印質疑応答

プログラム

☆☆ 第一部・見学会 ☆☆

2009年7月29日(水曜日)
    5時10分 八軒家浜 現地集合
          京阪天満橋駅 西改札口、11番出口から西へ徒歩1分
          案内者 設計事務所スタッフ
    申込必須です

☆☆ 第2部・セミナー ☆☆

同日 6時15分開場  6時30分開演  8時30分頃まで
   ドーンセンターセミナー室
   京阪天満橋駅、地下鉄天満橋駅1番出口から東へ徒歩5分
   JR東西線大阪城北詰駅2号出入口から西へ徒歩8分
   市バス京阪東口からすぐ
   電話:06-6910-8625

セミナープログラム(大まかな予定です)

・八軒家浜とまちづくり−−−−−吉野国夫(DAN計画研究所)
・八軒家浜賑わい施設「川の駅 はちけんや」の設計プロセス−−高原浩之(HTAデザイン事務所)
・これからの八軒家浜への期待−−中野弘巳(NPO法人水辺のまち再生プロジェクト)
・質疑応答(司会・鳴海邦碩)

      高原浩之 略歴
      1961年大阪府生まれ。1992年〜2004年シーザーペリ&アソシエーツジャパン大阪事務所所長として、国立国際美術館、中之島三井ビルディング、九州大学新キャンパスなどを担当。2004年芥TAデザイン事務所設立。代表取締役。八軒家浜賑わい施設、仁愛大学人間学部棟、和泉市リサイクルプラザ彩生館、など「人と建築をつなぐ」をコンセプトに街づくり、公共施設から住宅・家具まで幅広くデザイン活動に携わっている。

主  催

  都市環境デザイン会議関西ブロック

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