地区の範囲 |
これを誰と作るかがこの事業のポイントです。ここでは、潮江まちづくり協議会が立ち上げられていました。この方々と協力して進めていくことになりました。
それに加えて、ぜひともやりたかったのが、新しくここに住まわれるマンションの住人になんとかワークショップに参加していただくことです。このために、いろいろと広報活動も頑張ってやっていきました。
それから、小学校の先生にもワークショップに入ってもらいました。
それらの人びとに「ワークショップの目的は計画や立案ですよ」ということを共有した目標として持っていただきました。
どこにつくるか? |
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公園の形は、やりやすい正方形に近い形です。 何を作るかについては、ワークショップを進める中で住人の方からいっぱい意見が出てきました。例えば、ウォーキングやラジオ体操、太極拳ができる健康になれる公園を作ろうとか、見通しのいいオープンな公園が欲しいということはよく聞く要望であろうとは思うのですが、一緒にワークショップを進めていると、この要望が地域によっていろんな意味を持っているということが分かってきました。 この公園づくりでは「愛のある公園をつくろうよ」という意見が出て、尼崎で愛を語るなんて大感動といった印象を持ったことを覚えています。
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ワークショッププログラム |
第3回は「計画案づくり」を進め、第4回の「計画案完成」へと至りました。
計画案 |
ところで「緑遊新都心」という名前はみなさんとても気に入っておられまして、その名前にふさわしいシンボルとして、芝生の丘も作りました。シンボルツリーを真ん中に3本植えています。これはキリンの工場跡地から移植してきたもので、みなさんも移植の時から関わっておられる木です。
その芝生の回りには、いろんな楽しい施設が取り巻いています。ぐるりと回遊園路沿いに、健康的な遊具のスペースや水辺の空間がつながっています。その中には卵の形をした「卵の広場」がありまして、これはみなさんの思いが詰まっている大事な場所としてゴールデンエッグという美しい卵形のラインで広場化したものです。
それから、防災拠点としての水辺がどうしても欲しいというみなさんの強い要望がありました。その水をどう流すのかが課題になりました。ぐるっと公園の回りを流すのか、それとも北側の園路沿いに一直線に流すのか、それとも南北方向に流すのか。また、水辺に子どもが入れるようにするのか、それともビオトープにするのかどうかも細かく議論を進めました。
ビオトープは身近な自然環境になるのだけれども管理が大変だという議論を経て、「管理をするからビオトープを作りたい」との結論になったので、南側に少しビオトープ空間を作っています。それと、南北方向の直線部分のあたりは、お母さんと小さいお子さんが足を浸して遊べるような薄い水辺を作る計画です。
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この写真は、ようやく計画案が完成して、みんなでよかったよかったとその成功を味わっているところです。この写真で、ワークショップの報告を終わらせていただきたいと思います。
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