都市の自由空間
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屋台と屋台村

 

■台湾とシンガポールの屋台

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台湾の屋台 シンガポールの屋台村
 
 屋台村という存在も、オープンカフェの関係とよく似ています。台湾やシンガポールの屋台は、もともと道ばたで営業していたのですが、交通や衛生の問題があるからとある日特定の場所に集合させて屋台村ができたという経緯があります。


■みろく横町

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みろく横町(八戸市)
 
 シンガポールとは成立の事情は違いますが、日本のいくつかの地方都市でも、ヘタ地を使ってアクティビティを作っていこうと屋台村をつくっています。写真は青森県八戸市に出来た「みろく横町」です。右の写真にあるようにカギ型の敷地、建物と建物の間のすき間を屋台村にしています。みろく横町のリーダーは自分で勝手に「全国屋台村協議会」というホームページを作っていますので、どうぞのぞいてみて下さい。

 こういう屋台村では北海道の帯広市にある「北の屋台」が有名ですが、なぜか北国に多いですね。


■夢CUBE

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夢CUBE(奈良市)
 
 日本の地方都市では、いま空き地、空き店舗がどんどん増えていますが、奈良市ではそうした空き店舗を利用して「夢CUBE」という仮設店舗をオープンさせました。屋台よりはしっかりした店構ですが、仮設的な商業空間です。ここでは、ベンチャー的な考えを持った人、面白いことをやりたい人にスペースを優先的に貸しています。チャレンジショップです。私も何度か行ってみましたが、なかなか面白いところです。こういうやり方も一種の屋台村だと言えますし、商店街の空き地・空き店舗の活用事例としては面白いと思います。

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