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川の自然と子どもたち

画像ha015 改行マーク(15)これは京都の鴨川です。 この様な一級河川を使って、 亀の形をした飛び石(あるいは沢石)をおき、 子供達に川に親しんでもらおうというものです。

[京都市鴨川]

画像ha016 改行マーク(16)これは岡山の西川緑道ですが、 ここの川幅は5〜6m、 水深は数十cm、 水もとても綺麗です。

改行マークここでは西川という川を中心に町が形成されていて、 人工的な整備が成されても、 非常に質の高いデザインや空間が、 都市景観として水と関わって存在しています。

[岡山西川緑道]

画像ha017 改行マーク(17)これは新しくつくられた川です。 最近、 都市の中にこの様に新しく人工的な川を持ち込むということがよく見られます。 これはいいことだと思いますが、 川の魅力というものを十分に理解して表現されていないものが多いことと、 都市の中のつくられた川というものは、 コンクリートで固められていますから、 生物との共生ができない、 魚や昆虫が育っていかない環境であることが今後解決すべき問題だと思っています。

[大阪府枚方市]

画像ha018 改行マーク(18)これも同じような事例なのですが、 何故ここまで人工的にガチガチのデザイン・構造化をしなくてはならないのか、 貴重なお金と貴重な水を使うのであれば、 より自然に近い素材や構造で川の姿景を素直にデザインするべきです。

[大阪府枚方市]

画像ha019 改行マーク(19)これは、 大阪・交野にある天の川という川ですが、 子供達は川があり水があれば必ず中に入って、 水とともにそこで生きている魚や貝、 昆虫など生き物に興味をもつわけです。 ですから、 単に治水対策が優先のコンクリートの三面張りではなくて、 自然なままの川を残していくことが、 子供にとっても大事なことだと思います。

[大阪府交野市天の川]

画像ha020 改行マーク(20)川があれば人々は魚を釣る楽しみが生まれます。

[奈良県斑鳩]

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(C) by 都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai (長谷川弘直)

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