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景観形成指針

 
阪神・淡路大震災に係る災害復興住宅の設計方針3−(6)
出典:『阪神・淡路大震災に係る災害復興住宅の設計方針』
    1995年、 災害復興住宅供給協議会より

景観形成指針について

改行マーク住宅地づくりは、 あくまでも住まい手が主役である。 住まい手にとっての景観とは、 単なるお化粧のデザインの問題ではなく快適で豊かな生活空間の発現が、 結果としての良好な景観を生むのである。

改行マークまた景観とは、 建築単体の質ではなく建築と建築の間に形成される街路や空き地、 すなわち、 「街なみ」「界わい」の質の問題として捉えられるべきである。

改行マーク この景観形成指針は住み手の一人一人にとっての生活空間の問題から、 全体としての環境形成に至るまでの、 景観総体としての居住空間の質的向上を図るため、 あくまでも住まい手の豊かな生活と良好な街なみづくりを目的として、 災害復興住宅の空間形成に関わる基本的な方針を定めたものである。


目次

それぞれ40〜110K程度の画像ファイルです。


 

A目標

B景観形成の6つの基本テーマ

C共通方針

C−1復興住宅をつくる

  (1)防災に強い住宅、 住宅地づくり
  (2)自力生活復興
  (3)豊かな居住環境づくり
  (4)協同生活を育む、 空間の仕掛けづくり
  (5)高齢者・弱者に配慮した優しく安心して暮らせる住宅地
  (6)住民の自主参加

Cー2 阪神・淡路らしさをつくる

  (1)山・海が見え山風・海風が感じられる街
  (2)道と暮らす街づくり
  (3)光りと暮らす街づくり
  (4)自然と暮らす街づくり
  (5)伝統・風俗・歴史を生かす

C−3 街らしさを作る

  (1)分割化・分節化、 個性化を図る
  (2)地域環境を配慮して創出する
  (3)環境に応答した建築をつくる
  (4)中間領域を豊かにする
  (5)街なみをつくる素材を選択、 配分する
  (6)駐車場も街並み形成に参加する

D地域特性方針(原則)

D−1 山側の住居主体地域

D−2 昼間部の住商工複合市街地

   D−2−1 駅前再開発
   D−2−2 一般市街地

D−3 海側の工業・港湾主体地域

D−4 港湾埋立型ニュータウン

D−5 郊外型ニュータウン

D−6 歴史風土特性地域

チェックリスト

 

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