景観形成指針 |
阪神・淡路大震災に係る災害復興住宅の設計方針3−(6)
出典:『阪神・淡路大震災に係る災害復興住宅の設計方針』
1995年、 災害復興住宅供給協議会より
また景観とは、 建築単体の質ではなく建築と建築の間に形成される街路や空き地、 すなわち、 「街なみ」「界わい」の質の問題として捉えられるべきである。
この景観形成指針は住み手の一人一人にとっての生活空間の問題から、 全体としての環境形成に至るまでの、 景観総体としての居住空間の質的向上を図るため、 あくまでも住まい手の豊かな生活と良好な街なみづくりを目的として、 災害復興住宅の空間形成に関わる基本的な方針を定めたものである。